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詩人、作家で元セゾングループ代表辻井喬さん(84)の新刊詩論集『生光(せいこう)』(藤原書店)は、半世紀以上にわたる自らの詩業に真摯(しんし)に向き合う一冊だ。その中心に、韓国の詩人高銀(コウン)さん(77)から受けた衝撃を記す文章が置かれている。 「高銀さんとの出会いは大きかったなあ。日本の現代詩では考えられない『祖国』という言葉を平気で使っているから最初は抵抗があったが、話に説得力がある。彼にとって、詩を書くことはハングルを取り戻すことなんです。日本の詩人も、日本語が本来持つ表現能力を取り戻す必要があるのではないでしょうか」 少年時代に植民地支配で日本語を強制された高銀さんは、自殺未遂、出家と還俗(げんぞく)、民主化闘争下の投獄など激しい生涯を送ってきた国民的詩人。辻井さんとは二〇〇五年に出会って以来、親密な交流がある。
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