アップルとマイクロソフトの売上ならびに営業収入の比較を去年から始めた。売上と利益の両方で、iOSがWindowsを追い越しつつあることは、あの時のグラフでも明らかだった。今回は、比較対象にグーグルを加えることで、さらに多角的な分析をしてみたいと思う。 [画像をクリックすると詳細なグラフが表示されます] これらのグラフはいずれも2007年9月から2011年12月にかけての四半期決算の数字を元にしたもの。 2007年第4四半期末の3社の売上対比(グーグル:マイクロソフト:アップル)は、1対3.39対2.16だったが、この比率が2011年第4四半期には1対1.97対4.38に変化している。言い換えると、マイクロソフトは4年前グーグルの3.4倍近い売上を上げていたが、現在では約2倍にすぎなくなっている。それに対し、2年前にグーグルの2倍程度だったアップルの売上は、いまでは4.4倍にもなっている、と