サーバの消費電力と発熱の増加はデータセンターを効率的に運営する上での課題として認識されており、その解決策として低消費電力、低発熱、そして実装面積を小さく抑えた「高密度サーバ」が注目されています。 米SeaMicroは、高密度サーバの分野で頭角を現しているベンチャー企業です。同社は高性能なXeonプロセッサを用いながら、通常のラックマウント型サーバと比較して電力消費量は半分、実装密度にして3倍となる新製品「SM10000-XE」を発表。4コアのXeon、32GBメモリのサーバを64台搭載しています。 高密度サーバの多くはARMやAtomといった低消費電力のプロセッサに特化して開発されており、同社もこれまでAtomベースの製品を提供してきました。しかし今回の同社製品の大きな特徴は、Xeonのような高性能プロセッサを用いて高密度サーバを実現した点にあります。 同社はどのような技術を用いて高密度サ
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