豪州戦では、宇津木がディフェンシブな位置に入ったことで阪口の攻撃力がより発揮される場面が増えた。(C) Getty Images 画像を見る 中東の地・ヨルダンで、なでしこジャパンがようやく誇りを取り戻した。 女子アジアカップのグループBは予想通りの大混戦。準決勝進出をかけて、オーストラリア女子代表=マチルダスと対戦した日本は、これと堂々と渡り合って1-1のドロー。 この結果、オーストラリア、日本、韓国の3チームが勝点5で並んだが、当該国同士の総得点数がモノを言って、オーストラリア、日本が決勝トーナメントへコマを進めることになった(グループ内総得失点差で1位オーストラリア、2位日本)。 ――◆――◆―― ベトナム、韓国との2戦を消化して1勝1分け。グループリーグ突破には1点とっての引き分け以上が条件となるオーストラリア戦。この大一番で、なでしこジャパンはようやく覚醒した。 今大会の阪口夢穂