エレキギターの平成23年輸入本数が過去最高になった=5日午後、大阪市中央区・三木楽器心斎橋店(竹川禎一郎撮影) エレキ(電気)ギターの平成23年の輸入本数が過去最高になったことが7日、分かった。軽音楽バンドを舞台にしたテレビアニメの放映で人気に火がつき、若い女性の関心が高まったことが背景にある。円高による輸入単価の下落や中国などアジア産の格安品が出回っていることもブームを後押ししているようだ。格安モデル人気「小学生から高校生までの女性来店客が急増しています」 大阪・心斎橋にある西日本最大級の楽器店、三木楽器心斎橋店(大阪市中央区)の担当者はこう説明する。500本以上が並ぶ地下1階のエレキギターコーナーの売れ筋は2万~3万円台の輸入品。 かつて、エレキギターといえば、男性の愛好家が、米国の老舗ブランド「ギブソン」や「フェンダーUSA」など数十万円もする高級ブランド品を買い求めるイメージが強か