5月7日午前の東京株式市場で、グリーとディー・エヌ・エー(DeNA)がストップ安まで売り込まれた。ソーシャルゲームの「コンプリートガチャ」が景品表示法に抵触する可能性があると消費者庁が判断したとの報道を受け、先行きへの不安から売りが膨らんでいる。ソーシャルゲーム開発会社も軒並み下落率ランキング上位に入っており、市場はさながら“コンプガチャショック”の様相だ。 グリーは前営業日から500円安(-23.25%)の1651円と年初来安値を更新、DeNAも500円安(-20.08%)の1990円と、両社とも2割を超す大幅下落となり、全市場で値下がり率の1、2位に。午前11時過ぎの時点でグリーは売り注文約311万株に対し買い注文が38万株、DeNAは売り248万株に対し買い18万株と、大幅に売り注文が上回っている状態だ。 サイバーエージェントは4万8900円安(-19.32%)の20万4100円、ミ
本日発売された週刊ダイヤモンドの「当局がグリーに重大な関心 正念場迎えるソーシャルゲーム」という記事に対し、速攻でグリーが反論のリリースを出したわけですが、一体何が原因でこんなことになってしまったのかを理解するためにも、そもそもグリーはどのような経緯で今のような形に至ったのかをまとめてみました。 これが本日発売の週刊ダイヤモンド 記事の中身はこんな感じで、ネットに掲載されているものと同じです 指摘されている問題点は以下のようになっています。高収益体質のグリーを支えている部分に大きな問題がある、というわけです。 急成長しているソーシャルゲーム。そのビジネスモデルを揺るがしかねない事態が起きている。 ある政府関係者によれば最大手グリーの摘発に向けた検討が始まったもようで、「4~5月が山場だ」というのだ。 ゲームジャーナリストの新清士氏は「月10万円近く使うような、会員全体の3%に満たない高額利
今年2月の最も大きなニュースは『パズル&ドラゴンズ』(以下パズドラ)の発売だろう。 この登場はソーシャルゲーム界に大きな衝撃を与えた。 ソーシャルゲームを見る第9回はこのゲームについて語りたい。 この出現まで、ソーシャルゲームはどれも似たようなコピー品だった。 カードバトルならカード集め、合成、そしてガチャガチャに体力システム。 当初こそある程度ゲーム内容にばらつきもあったが、売れたゲームのシステムは構わずに真似る姿勢で、今ではほとんど同じようなシステムになってしまった。 その他ファーム系やいくつか種類があるが外見が違うだけでシステムはほぼ同一。 カードバトル系の大ヒットゲーム、『ドリランド』はみんなで協力してボスを倒す、『ドラゴンコレクション』は他のプレイヤーとのバトルがメインだったが、今ではどちらも似たようなシステムになってしまっているのが、それを象徴している。 家庭用ゲームで言えば「
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ゲームの「模倣」や「類似」はどこまで許されるのか――。グリー対DeNAの訴訟が、思わぬ波紋を呼んでいる。 既報のとおり、東京地裁(阿部正幸裁判長)は先月、携帯電話用釣りゲーム「釣りゲータウン2」を運営するDeNAらに、ゲームの配信停止と約2億3400万円の損害賠償支払いを命じる判決を下した(※)。グリーが運営する「釣り★スタ」に内容が似ているとして、著作権侵害が認められたためだ。 ※追記:その後、第ニ審(知的財産高等裁判所)ではDeNA側が逆転勝訴し、DeNAはグリーの著作権を侵害していないとする判決が下されています。グリーはこれを不服として最高裁に上告しましたが棄却されており、本件はDeNA側の勝訴で決着しています DeNA側は即日控訴しており、裁判は高裁へと持ち込まれる形となったが、今回の判決に驚いているゲーム関係者は多い。ゲー
電気自動車(EV)にコネクテッド(つながる)、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。 「…続き エコカーに「無関心の壁」 米自動車市場の現実 [有料会員限定] EV時代はまだ来ない 現実解は「マイルドHV」
ここ最近、『アイドルマスターシンデレラガールズ』(バンダイナムコゲームス)のガチャで散財といった話題が飛び交っているソーシャルゲーム界隈。 「ソーシャルゲームが抱える潜在リスク 「射幸心」あおる仕組みとは」 「 モバイルSNSゲームが儲かる本当の理由。かーずSPはなぜ15万もつぎ込んだのか?」 「 ソーシャルガチャ課金誘導はすでにネットゲームを超えた」 コンプガチャや予告ガチャのほか、「ガチャで当たりが出る確率を運営が操作している」という話も、こうしたエントリでは語られている。ガチャの形式は置いておいて、確率については、全体の確率はその時々で上下させていることはあるだろうが、確率で選ぶと宣言していることについて、恣意的に結果を操作することはないだろう、と僕は考えていた。 しかし、「運営がアナウンスした確率通りに抽選が行われなかったのではないか」という例が『ドラゴンコレクション(ドラコレ)』
ここ最近、ソーシャルゲームと呼ばれる新ジャンルのゲームを提供するGREEやDeNAといった企業が、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでもって、快進撃を続けている。 ゲーム関係で言うと、私は、例えばリア充コミュニティにあっては「あいつちょっとゲームヲタっぽいよね」と微妙に囁かれる程度のいわゆる半可通なのだが、ことソーシャルゲームに関して言うと、割と早くにガラケープラットフォームから決別したこともあって、比較的縁遠い生活を送っていた。半可通ならではの「あんなのゲームとは呼べないでしょ」的な見下しもあったかもしれない。 ところが、GREEの時価総額6000億円はいまやゲーム業界では任天堂に次ぐ2番手であり、その任天堂の時価総額も大部分は単にその豊富な現預金によって裏付けられたものであるから、GREEは実は、事業の価値だけで考えるならば既に任天堂をも上回っているとさえ言える。GREEを何かに例えるなら、プロ
グリー株式会社の田中良和社長は2011年11月29日、テクノロジービジネスに関わる人物が講演を行う「TechCrunch Tokyo 2011」に出席した。田中社長はMobage(モバゲー)を運営する株式会社DeNAに対し、KDDI株式会社と共同で10億円超の損害賠償を求める訴訟を起こした件について聞かれると、インターネット業界は「罪を犯してでも勝てばいいんだという人が横行する社会になってきた」とした上で、DeNAの姿勢を批判した。 ゲームコンテンツの開発メーカーに対し、グリーの運営するSNS「GREE」にゲームを提供した場合、DeNAは同社の運営するSNS「モバゲータウン」にそのメーカーのゲームコンテンツをリンクさせなくすることで、結果的に「GREE」へのゲーム提供を妨害したとしてグリーは21日、KDDIと共同でDeNAを訴訟している。 田中社長は講演で、自身には「インターネットは世の中
こんにちはこんにちは!! 最近テレビCMすごいですね…! GREEとかモバゲーの携帯向けゲームの。 いわゆるソーシャルゲームと呼ばれているやつですね! でもこれ、はてなブックマークや2chみたいな「ネットに強い人たち」が集まる界隈だと、 だいたいちょっとバカにされて(?)いるんだよね。 「情報弱者から搾取してる」 「あんなものパチンコと同じだろう」 「無料で釣って騙してる」 「遊んでる側も、作ってる側もクズみたい」 こんな意見をよく見かけるよ。 うん、よくパチンコと比較されて「同じような悪いもの」とされている気がする。 それでぼくも似たような感覚を持っていたんだよね。 たしかに今は儲かるんだろうけど、 ああいうのは、なんとなく良くないものなんじゃないかなぁって。 それで、先日、友だちのzakiさんと飲みにいった時のこと。 たまたまその話題がでて、 ぼくが「パチンコと似ている」ってことを言っ
グリーの緊急記者会見で行われた,ディー・エヌ・エー提訴に関する質疑応答を掲載 ライター:大陸新秩序 グリー 代表取締役社長 田中良和氏 同社 執行役員 コーポレート本部長 天野雄介氏 同社 コーポレート本部 法務・知的財産部 部長 長谷川泰彦氏 2011年11月21日,グリーはKDDIと共同で,東京地方裁判所において,ディー・エヌ・エーに対する訴訟を提起した。またグリーは,この訴訟に関する報道関係者向けの記者会見を,同日に東京都内で開催した。 記者会見で発表された内容は,プレスリリースとほぼ同じ内容だが,簡単にまとめると,以下のとおりとなる。 ディー・エヌ・エーが,特定のソーシャルゲーム提供事業者に対して,「GREE」を通じてソーシャルゲームを提供しないよう妨害する行為があったとし,これが独占禁止法違反行為と認定され,公正取引委員会により排除措置命令が行われた。 グリーは,公正取引委員会が
グリーは11月11日(金)、アラブ首長国連邦のドバイに子会社を設立すると発表しました。設立予定は2012年1月です。 ▽ http://www.gree.co.jp/news/press/2011/1111_02.html ▽ グリー株式会社 (GREE, Inc.) ソーシャルゲームの提供で知られるグリーが、開発とアライアンス推進のため、ドバイに「GREE, Dubai Inc.(仮)」を設立します。ドバイを拠点に、中東やCIS(独立国家共同体)諸国のビジネス展開を加速させ、グローバルマーケットの開拓を推進するとのことです。 グリーはこれまでに、北米や中国、シンガポールなど7ヶ所での子会社設立を発表しています。2012年前半には、ソーシャルプラットフォームのAPI/SDKを日本とその他の国で統一し、Android OSとiOSに対応したスマートフォン向けのグローバルプラットフォームの提供
グリー、グローバルプラットフォームを2012年前半に共通化へ ~ API/SDKをグローバルで統一し、ワンプラットフォームに ~ グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下グリー)は、2012年前半に、現在日本とそれ以外の国で異なるグリーのソーシャルプラットフォームのAPI(Application Program Interface ※1)/SDK(Software Development Kit ※2)を統一し、新グローバルプラットフォームを提供開始することを決定しました。 グリーは、急速に進む世界的なスマートフォン市場の拡大を、グローバルで事業展開する好機ととらえ、2011年4月に米国子会社GREE Internationalを通じて世界最大規模のスマートフォン向けソーシャルゲームプラットフォーム「OpenFeint」を運営する、OpenFeint社を子会社化し、
SNSとゲームを融合させた「ソーシャルゲーム」の取り込みなどによって、国内で約2600万人の会員を獲得することに成功したソーシャルネットワーキングサービス「GREE」。2011年10月31日には、今年6月期の連結業績予想を上方修正し、売り上げ高は1300~1400億円になると発表した。株式会社グリーの田中良和代表取締役社長は同日、日本外国特派員協会主催の記者会見に応じ、ニコニコ生放送で生中継された。田中社長は、「GREE」を通じてコンソールゲーム(家庭用ゲーム機)を手軽に購入できない先進国以外の人にも「ゲームを提供したい」という。 ■「お金がなくてゲームを遊べない人にも提供したい」 田中社長は、ゲームビジネスに関する自らの考えを述べる上で、「ゲーム産業は、映画産業、音楽産業を超える世界最大のエンタテインメント産業である」としながらも、いまだ一部の先進国にしか、ゲームが行き渡っていないという
携帯ゲーム開発会社のブレイドソフト(本社・東京)は4日、携帯電話・スマートフォンで遊べるソーシャルゲーム「グリー退会」が公開から13時間で100万ダウンロードを達成したと同社のウェブサイトで発表した。ユーザー数は現在も1分当たり200人の割合で増えており、ソーシャルゲーム史上最速・最高記録の更新はほぼ確実だ。 「グリー退会」は、大手ソーシャルサイト「GLEE(グリー)」を無事退会することが目的のゲーム。画面の指示にしたがって退会手順を踏んでいくと絶対に退会できない仕組みになっているのが特徴だ。例えば退会画面のアンケートで、退会理由から「ゲームがつまらない」を選ぶと、他のゲームを薦める画面に転送されて退会できない。また「機種変更のため」を選ぶと「機種変更しても退会しなくていいよ」というメッセージが届き、やはり退会できない仕組みになっている。 ゲーム公開後まもなく、誰一人として退会に成功した人
2013年7月。現状について ウチではもう大作ソシャゲは引き受けていません。オリジナルも新規開発の予定はありません。大半の業務を以前のような普通のウェブ案件に戻しました。ソーシャルゲームしか開発したことのない従業員への再教育に忙しい。以前に作ったオリジナルは黒字である限り運営を続けます。イベントやカード追加も行います。新機能などを入れることはないでしょう。会社としてはあまり力を入れていません。もうソーシャルゲームは短納期案件しか受けなくなったので業界の関係者ともあまり関わらなくなりました。既に俺の知っている情報は古いかもしれませんし、今後更新されません。ソーシャルゲームはオンゲだから人口が命だと以前に何度も繰り返しました。しかし、その人口で我々は結局大手には勝てなくなりました。とくに大手の抱える有力IPには全く太刀打ち出来ません。今オリジナルでブラウザのカードゲームソーシャルゲームを開発す
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