米Microsoftは米国時間2010年7月23日、同社のWebブラウザ「Internet Explorer(IE)8」のフィルタリング機能「SmartScreen」がこれまで防止したマルウエアのダウンロードは10億件にのぼったと発表した。 SmartScreenは、旧版IEで提供していたフィッシング対策機能「Phishing Filter」をさらに拡大したもので、悪質なサイトを識別するための新たな技術を組み込んだ。フィッシングサイトへのアクセスを警告するだけでなく、不正なプログラムを配布しているWebサイトへのアクセスを遮断する。 同社によると、2009年8月時点でSmartScreenが防止したマルウエアダウンロードは約7000万件で、1カ月当たり約1800万件遮断していた。当時のIE 8の普及率は約15%で、現在は1.7倍の約26%に拡大している。しかし前月比の防止件数は5倍増えてお
Office 2010のWeb版は「期待はずれ」 企業向けRTM版のWord、Excel、PowerPointを辛口レビュー マイクロソフトは2010年6月17日、オフィススイートの最新版「Office 2010」を一般発売する。既に企業向けのボリュームライセンス提供は開始されており、製品版に当たるRTM版(製造工程向けリリース)や、ボリュームライセンス版の利用は可能だ。日経パソコン編集部では、このRTM版を利用し、いち早くOffice 2010の評価を進めている。ここでは、Office 2010で最も注目される新機能「Webアプリケーション版」(以下、Web版)のWord、Excel、PowerPointについて、詳しく解説する。 そもそもOffice 2010のWeb版とは、Webブラウザー上で動作するWebベースのOfficeアプリケーションである。パソコンにOfficeがインストー
米国国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology、NIST)が定義した「クラウドコンピューティング」の特性を備えたシステム。それをユーザー企業が主体的に構築するものを「プライベートクラウド」と定義しています。 筆者なりにNISTの定義をとらえると、以下のようになります。 (1)プール化 計算資源(CPU資源やメモリ資源など)はプール化されて取り扱われ、利用者は必要なときにそれを利用できること。 (2)自律運用 ポリシーベースの運用が可能で、ルーチン化された操作タスクは自動化もしくは半自動化できること。 (3)セルフサービス プロビジョニングとデプロイメントは、ポリシーベースのセルフサービスモデルを通じて極めてシンプルに提供されること。 (4)コントロール インフラは可用性の高いプラットフォーム上に構築され、適切な資源管理、
米Googleは米国時間2010年7月26日、同社のオンライン・アプリケーション・サービス「Google Apps」を米連邦政府機関にも提供できる準備が整ったと発表した。「Google Apps for Government」の名称で、連邦政府機関専用のサービスとして売り込んでいく。 Google Appsは同社が企業などに向けて提供しているクラウドサービス。連邦政府機関向けも同様に電子メールの「Gmail」や、統合オフィスアプリケーション「Google Docs」、スケジュール管理「Google Calendar」などのサービスを用意する。一般向けと異なるのは、連邦政府情報システムのセキュリティ法「連邦情報セキュリティマネジメント法(FISMA:Federal Information Security Management Act)」に準拠しており、Googleがその認定を受けたこと。
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