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ブックマーク / cruel.hatenablog.com (39)

  • セレンディピティ、またはアハ!体験の目撃 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    芸人の茂木健一郎が一時アハ体験とか言っていたのが何なのか、ぼくはかれのや記事を読まないようにしているのであまり知らないんだけど、どうせくだらない話なのは見当つくところ。 だけど、人が何か思いついたときとか、自分でも予想外のほうに考えが向かって、自分の頭が自分を全然知らないところに連れて行ってくれるときの不思議な感覚というのはある。それはいいときもあれば悪いときもある。昔、ウィリアム・バロウズの追悼文を書いているとき、自由を謳歌した成功者バロウズというテーマで文章を書くつもりが、いろいろ書いているうちにどう理屈をこねてもこれはむしろ失敗だったという結論にならざるを得ないことに気がついて途方にくれたときとか。クルーグマンは日が流動性の罠にはまっていて調整インフレが必要だということを述べた「日がはまった罠」を書いたときに、もともと流動性の罠なんかあり得ないということを言うつもりで取りかかっ

    セレンディピティ、またはアハ!体験の目撃 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 苫米地『21世紀の資本論の問題点』:見る価値なし。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    『21世紀の資論』の問題点 作者: 苫米地英人出版社/メーカー: サイゾー発売日: 2014/12/09メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る ひどいね。ピケティ便乗の中で群をぬいてひどい。 批判としてあがっている基的な議論は、ピケティの挙げるグローバル累進資課税はよくないしうまくいかない、というもの。なぜかというと、累進資課税はまず持っている資産により税率がちがうから不公平でよくない、とのこと。 そしてなぜうまくいかないかというと、金融資産のほとんどは負債だからだ、という。 何のことやら最初はよくわからなかった。金融資産のほとんどは債券だってことかな? そう思って読んでいったら、そうじゃない。金持ちはレバレッジをかけて投資しているから、課税しようと思ってもレバレッジの借り入れと相殺されて課税できるお金がない、よって格差解消につながらないからダメなんだっ

    苫米地『21世紀の資本論の問題点』:見る価値なし。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    tatsuh
    tatsuh 2015/01/07
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  • お金がすべてではないけれど、お金もある程度は効く。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ビヨルン・ロンボルグが言及していたので知った報告書。 Legatum Institute, Commission on Wellbeing and Policy Wellbeing and Economy (pdf) まだ読みかけだけれど、なかなかおもしろいわー。作った委員はアンガス・ディートンからレイヤードなど、えらい人いっぱいで、非常にきちんとしたもの。 で、この中で出てくるのが冒頭に挙げたグラフ。職業別に見た、平均年収人生満足度。これを「幸福」と解釈すべきかどうかは議論のわかれるところ。「幸せ」「人生の満足度」「福祉」といったことばの選択で、この手の調査の結果がごろごろ変わるのは有名だから。でも、まあ幸福みたいなもんですな。 明らかに全体的な傾向としては、満足度と年収とには相関があって、しかも収穫逓減が効いてるらしい。だけれど、職業別の差は非常に大きい。酒場のオヤジ (public

    お金がすべてではないけれど、お金もある程度は効く。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    tatsuh 2015/01/07
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  • ピケティ『21世紀の資本』スライド - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    21世紀の資 作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森正史出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2014/12/09メディア: 単行この商品を含むブログ (107件) を見る の翻訳終わって、いま原著サポートウェブサイト翻訳ほぼ完了。その中で、ピケティ自身による原著の説明スライドがあるので、訳しておきました。 ピケティ『21世紀の資』スライド(PDF, 884KB) (同じディレクトリにパワポ版もあるので、拡張子変えたらダウンロードできるよ) の内容もだいたいここにある通りなんだけれど、たくさんグラフが続いている部分とかは、そのままだと意味がわからないかもしれない。が、文で書いてある内容の傍証として挙がっているものなので、少し考えてくださいな。わからなければ、が出たときに買って読んでみよう! あと、このサポートサイト、図表をすべて、pdf 形式と、さらに xps 形式で

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    tatsuh 2014/11/26
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  • Voice 2013年6月号:コラムがちょっとおもしろい。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Voice (ボイス) 2013年 06月号 [雑誌] 発売日: 2013/05/10メディア: 雑誌 Voice は、ありがたい雑誌ではあって、この10年くらいにわたり、曲がりなりにもリフレ派の主張をずっと掲載し続けてくれた。ほかの媒体だと、何か他のネタでこじつけてリフレネタに持っていったりとか、いろいろ苦労もあったけれど、ここでは少なくともストレートなリフレ紹介もできたし、またぼく以外にもいろんなリフレ派がそれなりに強い主張を長い論考で掲載できた。 むろん、そうでない記事もたくさんある。大前研一の、読まないほうがいい各種の論説とか、日下公人のくだらない論説とか、無内容な曾野綾子の日記連載とかお気楽の限りを尽くした山折哲夫の巻末コラムとか。でも、世の総合誌というものの性格上、そういうのがあるのは仕方ない。そんな中に多少なりともまともな記事が出ていること自体が評価されるべきだと思う。 で、

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    tatsuh 2014/11/26
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  • 資本なき貧乏(でなくてもいいが)奴隷労働者求む:募集締め切り!! - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    21世紀の資 作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森正史出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2014/12/09メディア: 単行この商品を含むブログ (107件) を見る r > g の圧政に虐げられたる貧者たちよ。みすず書房の700ページ超のが、5000円台という破格のお値段で出ようとしているにもかかわらず、高いだの手が届かないだの暴利だのと、モノの価値のわからぬ愚痴をツイッターでたれながす恩知らずな者どもよ。そしてそれでもピケティは読んだ方がいいのではと苦悩せし者どもよ。 『21世紀の資』の邦訳書あげるから、奴隷労働しない? 条件 htmlがある程度わかる ウェブページを見てhtmlソースをどうやってファイルとしてダウンロードすればいいかわかる utf-8 って言われてなんだかわかる utf-8htmlファイルの編集ができる 編集したhtmlファイルを、html

    資本なき貧乏(でなくてもいいが)奴隷労働者求む:募集締め切り!! - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    tatsuh 2014/11/24
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  • 西垣『ネット社会の「正義」とは何か』:共同体主義と自由主義の間でお話し合いというだけでは…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ネット社会の「正義」とは何か 集合知と新しい民主主義 (選書) 作者: 西垣通出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版発売日: 2014/09/23メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 集合知を使って、とか一般意志2.0が、とかいろいろあるんだが……正直いって、ネット社会も集合知(最近話題になっているような意味で)もあまり関係ない。 アマチュアがみんなで話し合って出てくるのが集合知、ということにしちゃってるので、サンデルっぽい熟議も集合知、民主主義もネットの知恵も集合知。で、共同体主義的な発想もあれば自由主義/効用主義的な発想もある、というのをいろいろな現実の例(死刑廃止とか)でやってみて、こういういろんな立場があるので、お話し合いをして決めてくのがいいんじゃないですか、ネットもあることだしみんながもっと社会参加するようになるといいんですね、というのでおしま

    西垣『ネット社会の「正義」とは何か』:共同体主義と自由主義の間でお話し合いというだけでは…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    tatsuh 2014/11/24
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  • 角川インターネット講座:ぼくの巻は浮きそうだなあ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    いま、『角川インターネット講座』なるものの第十巻の編者をやっている。すでにだんだん出始めていて、今日まつもとゆきひろ監修の第2巻『ネットを支えるオープンソース』が手元に届いた。 角川インターネット講座2 ネットを支えるオープンソース ソフトウェアの進化<角川インターネット講座> (角川学芸出版全集) 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版発売日: 2014/11/25メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る うーん、今回まで出た巻を見ると、みんな非常にストイックに、現状までの説明になっているなあ。ぼくはむしろ、今後どうなるかとか、まだはっきりしてないが外挿して予想できることとか、もう少しいい加減なほうで原稿をお願いしていて、実際にすでにあがってきているのを見ると、かなり期待に沿ったものになっていて非常に嬉しい今日この頃。でもこれまでの巻を見ると、これ

    角川インターネット講座:ぼくの巻は浮きそうだなあ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    tatsuh 2014/11/24
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  • Jacques 『When China Ruled The World』: 中国は西洋に対抗する文化経済的な存在となる――ふーんそれで? - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    When China Rules The World: The Rise Of The Middle Kingdom And The End Of The Western World 作者: Martin Jacques出版社/メーカー: Penguin UK発売日: 2012/03/27メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含むブログを見る 長いもいろいろで、何か非常に意外なことを言うためにかなり多くのデータや分析を積み重ねる必要があった、あるいはいままで比較されていなかったものを対比させるために長くなったけど、それをやることでまったくちがう知見が開けた、というものがある。 でも、単に著者がいろいろ勉強しました、あれもあります、これもあります、どうですこんなに手を広げてみましたよ、いろいろありますねえ、と言ってそれで終わってしまうもある。特に目新しい知見も出せずに広く

    Jacques 『When China Ruled The World』: 中国は西洋に対抗する文化経済的な存在となる――ふーんそれで? - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    tatsuh 2014/09/01
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  • 買った本いろいろ - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    別荘 (ロス・クラシコス) 作者: ホセドノソ,Jos´e Donoso,寺尾隆吉出版社/メーカー: 現代企画室発売日: 2014/08/05メディア: 単行この商品を含むブログ (10件) を見る ドノソ。でも『夜のエッチな鳥』の再刊を民草は待ち望んでおります。これもいずれ読むけど、寺尾隆吉訳か。よく仕事するなあ。ぼくと同じくらい仕事してない?? なんか最近、寺尾の名前だけでを買ってるような印象で、太鼓持ちみたいで悔しいんだが、いい仕事してるからなあ。 チューリングの妄想 作者: エドゥムンド・パスソルダン,Edmundo Paz Sold´an,服部綾乃,石川隆介出版社/メーカー: 現代企画室発売日: 2014/08/05メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る ラテンアメリカもそろそろ新しいネタがあるかと思って買ってみたが、どんなもんでしょう。 エネルギー問題入門

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    tatsuh 2014/08/21
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  • おふらんす人ども『海賊と資本主義』:現代思想してみせるために海賊をダシに使った醜悪な本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    海賊と資主義 国家の周縁から絶えず世界を刷新してきたものたち 作者: ジャン=フィリップ・ベルニュ,ロドルフ・デュラン,谷口功一,永田千奈出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 2014/08/20メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (7件) を見る ぼくは海賊とか好きだし、それが非常におもしろいものだとも思っている。リーソン『海賊の経済学』は、ぼくは寡聞にして知らなかったけれど、若田部昌澄に紹介してもらって訳せたのはとっても楽しかった。で、書に紹介されているいくつかの動きについても、おもしれーと思って関連文献訳したり、ちょっと自分でも足をつっこんだりしている。 で、このだ。そうした海賊的な動きについて、何かおもしろいネタでもあるのか? その将来とは? そう期待して読んでいくと……何もない。 ドゥルーズ=ガタリの脱領域化がどうしたこうした、資主義とスキ

    おふらんす人ども『海賊と資本主義』:現代思想してみせるために海賊をダシに使った醜悪な本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • スマート『できる人はダラダラ上手』:メッセージぶれてません? - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    できる人はダラダラ上手: アイデアを生む脳のオートパイロット機能 作者: アンドリュー・スマート,Andrew Smart,月沢李歌子出版社/メーカー: 草思社発売日: 2014/05/15メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る 現代人はとにかく、忙しくしすぎている。時間マネジメントとかがんばっちゃって、少しでも無駄な時間なしに活動しようとしてる。でもそれはかえって逆効果で、もっとダラダラしたほうがいいよ、という。 はい、その主張には大賛成。おっしゃる通り。でも、にするにはそこで、なぜダラダラしたほうがいいんですか、というのを書く必要があるよね。さらに、ダラダラしていても大丈夫なんだよ、害はないんだよ、というのも言いたいところ。 著者がまず言うのは、ダラダラして無為に何もしないときのほうがいい発想が生まれる、というもの。いろんなえらい人が、何もしていないときに「ピーン

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    tatsuh 2014/08/16
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  • ワグナー『未来のイノベーターはどう育つのか』:好奇心を引き出し自由に変わり者であることを恐れず……つまらん。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    未来のイノベーターはどう育つのか――子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの 作者: トニーワグナー,藤原朝子出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2014/05/13メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る 今後アメリカ、いや世界経済の発展は、いかにイノベーターを養成できるかにかかっている、とのこと。そうかもしれませんねえ。で、どうやったらイノベーターを養成できるのか? 著者は、いろんなイノベーターや学者にインタビューしてその秘訣を抽出しました、というんだけれど、基的にはいい学校に入れてなんとかメソッドで型にはまった教育をさせるのではなく、自由に自分の可能性を追求させ、好奇心を引き出すような環境をつくり、努力を支援して権威主義的ではない教育を行い、あれこれ口を出したりせず詰め込みや押しつけは避け、いくらでも失敗していいことをわからせ、変わり者であることを恐れず…… つまらん

    ワグナー『未来のイノベーターはどう育つのか』:好奇心を引き出し自由に変わり者であることを恐れず……つまらん。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    tatsuh 2014/08/16
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  • LifeLog is depressing because it proves how boring my life is. - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    The idea of life log is interesting. You record your whole life, and supposedly, you will be able to go back, maybe relive those exciting moments. So many precious moments went by in my life, never to be recovered, what a waste. I've seen things you people wouldn't believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhauser gate. All those mom

    LifeLog is depressing because it proves how boring my life is. - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    tatsuh 2014/08/15
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  • ピケティ『21世紀の資本』:せかすから、頑張って急ぐけれど、君たちちゃんと買って読むんだろうねえ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Note (2014.08.04) What follows are some rants by the Japanese translator of "Capital in the 21st Century." I realized that it can be taken out of context (and that some people actually do such things), so I guess I need to explain what's going on. The whole piece was intended to serve as a half-joke expectation management. In Japan, there was some false rumor about the timing of the Japanese trans

    ピケティ『21世紀の資本』:せかすから、頑張って急ぐけれど、君たちちゃんと買って読むんだろうねえ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    tatsuh 2014/08/09
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  • お金についての浅はかな話 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論 作者: 山形浩生,J・M・ケインズ出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2011/11/16メディア: 単行購入: 7人 クリック: 272回この商品を含むブログ (11件) を見る ビットコインがらみでお金に関するをいくつか読んでいるんだけど……どのを読んでも、「ではお金とは何か、その質とは何か」というのが必ず出てきて、そしてお金の哲学みたいな話がはじまる。 だけれどいろいろ読んで見て、基的に、お金を哲学的に理解しよう、質的に厳密に理解しようという議論って、全部だめだという感想に到った。特に、真剣にそれをやろうとした当に善意の、学問的良心に満ちた、生真面目な学者先生の議論は、その熱意は痛いほどわかるので大変言いにくいんだけど、まったくダメ。いやむしろ哲学的に、理念的に、精緻に、厳密に掘り下げて原理的に考えようというその生真面目な

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    tatsuh 2014/08/09
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  • ピケティなんざ後回し!  - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    昨日ピケティをやっていて、何であれ年0.1パーセントの成長でも三世紀続くとものすごくでかくなる、という話が何十ページも続くので少し飽きたところで、TeXLive を2014 年版にアップデートしたりして寄り道をしていたが、突然 dvi ファイルが陶しく思えてきたのと、あと TeXShop が文字を勝手に\UTF{}に置きかえやがるのに腹が立って、もうplatex なんかいいだろ、 XeTeX か LuaTexpdf直結じゃ、と思ってプリアンブルをいろいろ変えたりしているうちに、日曜になってるじゃないか、あははははは。 しかし、LuaTexよくわからない。XeTeXフォント回りとかよくわからん。どっちもなんとか日語でpdf出るようにはなった、ようではあるんだけど……これでいいのかどうかもはっきりしない。うーむ。ぼく程度のライトな使い方だと、どのみちそんなに差はないんだけ。 あの源之

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    tatsuh 2014/08/09
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  • ピケティの予習に:オースティン、ゾンビ、ヴァンパイア - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Capital in the Twenty-First Century 作者: Thomas Piketty出版社/メーカー: Harvard University Press発売日: 2014/03/10メディア: Kindle版この商品を含むブログ (7件) を見る ピケティ、半分終わりましたわよん。この調子でいけば年末はなんとかなりそうだが、予定よりも遅れている…… 遅れの理由としては、文中で史料として頻出する18世紀の小説とか、20世紀初頭を舞台にした映画とかをいちいちチェックしなきゃいけないためもある。富の構造と経済成長が昔の社会をどのように形成していたかという傍証として、こういう文学作品とかも結構使われているので、一応眼を通すんだが、結構うざい。 ゴリオ爺さん 作者: バルザック出版社/メーカー: グーテンベルク21発売日: 2012/12/19メディア: Kindle版この商

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    tatsuh 2014/08/09
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  • ハッカー、ピンチョン、スティーブンスン - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    スノウ・クラッシュ〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) 作者:ニール スティーヴンスン早川書房Amazon シンセンで、ハッカースペースと華強北の電気街と工場とベンチャーとインキュベーション/アクセラレータとその他あれやこれやを見物してきて、非常におもしろかったんでまた後日くわしい報告は鋭意執筆中なんだが…… Haxにいって飯に流れたところへグーグルグラスかけた関係者がやってきて、話をして自己紹介したとき、「ヒロオだ」と言ったらそいつが「ヒロというと、つい『スノウクラッシュ』思い出しちゃうよな」と即座に言って驚愕。ぼくの名前聞いただけでいきなりあの小説のほうに話が飛ぶとは! ちなみに、スノウクラッシュの主人公はピザ配達人のヒロというのです。こんなところで言及してるけど、ぼくは自分と同じ名前のやつが出てくるので私的に喜んでいただけで、でもそれをいきなり連想する人がいるとは思いませんでしたよ。 という

    ハッカー、ピンチョン、スティーブンスン - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    tatsuh 2014/08/09
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