11月4日、ローソンの玉塚元一社長は記者団に対し、円安進行について「さらに円安傾向が進むことは、日本全体でみるとあまり良いことではない」と懸念を示した。写真は都内の外為ブローカー。(2014年 ロイター/Yuya Shino) [東京 4日 ロイター] - ローソン<2651.T>の玉塚元一社長は4日、記者団に対し、円安進行について「さらに円安傾向が進むことは、日本全体でみるとあまり良いことではない」と懸念を示した。現在の水準は適切ではないと思うかとの質問に対しては「徐々にその領域に近付いている」とした。 玉塚社長は、円安によりコストアップ要因が目立ってきていると指摘。輸入コストやエネルギーコストが上がることから「このくらいで円安スピードが止まってくれないと困る、というのが正直な感想」と述べた。 日銀の追加緩和によって日経平均株価が大きく上昇、4日には約7年ぶりに1万7000円を回復した。