国土交通省は5日、伊那市で2回目となる自動運転バスの実証実験を始めた。29日まで火曜を除き、長谷地区と高遠町の旧町村部間を往復する約12キロを毎日3便運行。今年2月の前回実験より日数、走行ルートとも大幅に拡大し、実際の生活により近い形で住民に利用してもらい、技術の実証だけでなく需要を探る。初日は3便に延べ39人が乗車した。 自動運転バスは衛星利用測位システム(GPS)で位置情報を把握して進む。前回はなかったトンネル区間(約600メートル)も通過。路面に2メートル間隔で埋めたマーカーの磁気を検知して走る。初日は、第2便がトンネル内で磁気検知ができず、運転手の手動操作に切り替えて走った。不具合を修正して最終便は検知して走行できた。 2月の実験は6日間、長谷地区内で往復5キロ運行。同省の自動運転実験は昨年度、伊那市を含め全国13カ所で実施し、本年度はこの中から地元が希望する5、6カ所で行う。伊那
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