Inside the Far-out Glass Lab 1600℃の溶解炉で コーニングが研究中の 未来のガラス 将来のスマホやタブレットのデザインを決める新素材ガラスは、ゴリラガラスで有名なコーニングのガラス研究所で試作されている。軽くて曲げても壊れないガラス製の機器が登場するかどうかは、ニューヨーク州北部にあるコーニングの研究センターにかかっている。 by Katherine Bourzac2017.02.03 10 7 2 0 ニューヨーク州北部にあるコーニング本社にある実験炉の前に、3人の作業員がいる。大きなマスクと宇宙服のような銀色の装備をまとった3人の動きには無駄がなく、落ち着いた様子だ。1600℃の炉の前で、溶解したガラスの入った白熱したるつぼを持ち、台に流して固まる前に成形する。ひとりの手袋からは煙が出ているが、誰も気にしていない。 コーニングのアダム・エリソン研究フェロ