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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (5)

  • ガンプラは1つ屋根の下で作られる

    アニメありきのガンプラ設計 ガンダムのアニメシリーズができると、ガンプラの企画も同時にスタートする。この両者はいまや切っても切り離せぬ関係だ。アニメーション制作元(サンライズ)からくる指示に、迅速かつ柔軟な協調を行うことが要求される。 ガンプラを製造するバンダイのホビーセンター(ホビー事業部)では、企画から生産までの一切を1つの建屋の中で行うことで、部門間協調を密に行っている。バンダイのプラモデル事業は今井科学の工場を同社が買収し、バンダイ模型という会社を設立したところから開始し、1980年からはガンプラの製造が始まった。しばらくは静岡市清水区にあり、その後にいまの静岡市葵区へと移転し金型・成形工場も1つの建屋へ集約した。 同社屋の設備管理には雨水や太陽光を利用し、環境への配慮もしている。なお、同社の環境問題の取り組みの一環の製品として「エコプラ」を発売している。エコプラとはプラスチック成

    ガンプラは1つ屋根の下で作られる
  • ガンプラは樹脂流動解析をやらない

    ガンダムのプラモデル(ガンプラ)の設計・製造の世界は、家電や産業機械とは随分と違う設計思想やカルチャーを持つ。ユニークなテーマでいつもと視点を変えることにより、モノづくりのヒラメキが得られるかも!?(編集部) 第1回で紹介したような、手の指の関節のような細やかな駆動部位をどのように成形しているのか。 「ここは私どものノウハウですから、詳しくは説明できません。ヒントは、射出タイミングと固まる温度、時間の制御。つまり材料特性と金型の作り方がポイントなんです」とバンダイ ホビー事業部 製品設計チーム マネージャー 大榎(おおえのき)直哉氏は話す。 それから、4色成形では、どうして色がまざらないのか。これもまた、上記と同様の事情だ。「4色で打てる成形機は、ここにしかありません。成形技術やノウハウもここだけのものです。混ざらないようにするのは特許で、金型の構造に工夫があります」(大榎氏)。

    ガンプラは樹脂流動解析をやらない
  • ガンプラは2次元図面がない

    3次元CADは使うけど 第1回でも説明したように、新しいガンプラのシリーズの開発が始まる前に、まずアニメーションの制作元であるサンライズから機体(モビルスーツ)のデザインがホビー事業部の元にやってくる。これがガンプラ設計の大前提となる。そしてこのデザイン画はデジタルデータではなく、手描きがほとんど。着色されている場合もあれば、されていない場合もある。設計の基点がまずアナログデータというわけだ。そしてガンプラは、くどいようだが「アニメ設定ありき」。このデザイン画は、いわゆる、以降の設計製造プロセスにおいて、不動で絶対的な存在となる。 まず、企画開発チームが製品コンセプトを練る。それを基に、製品設計チームが各チームと打ち合わせを重ねながら、設計の基礎となる部分やギミック(仕掛け)の概要を煮詰めていく。アニメーションの設定で機体の外寸や重量が定められているので、それを基準にスケールダウンする。「

    ガンプラは2次元図面がない
  • 新型コロナウイルスの感染阻止を期待できる国内既存薬剤を同定

    東京大学は、新型コロナウイルス感染症の原因ウイルスであるSARS-CoV-2の感染の最初の過程を阻止することで、ウイルスの侵入過程を効率的に阻止する可能性がある薬剤としてナファモスタットを同定した。 東京大学は2020年3月18日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染阻止が期待される薬剤として、セリンプロテアーゼ阻害剤である「ナファモスタット(商品名:フサン)」を同定したと発表した。同大学医科学研究所 教授の井上純一郎氏らの研究成果だ。 COVID-19の原因ウイルスSARS-CoV-2の感染の最初の過程である、ウイルス外膜と感染する細胞膜との融合を阻止することにより、ウイルスの侵入過程を効率的に阻止する可能性があるとして同薬剤を同定した。 SARS-CoV-2がヒトに感染するには、ウイルス外膜とヒトの細胞膜の融合が重要だ。ウイルス表面のSpikeタンパク質(Sタンパク質)が

    新型コロナウイルスの感染阻止を期待できる国内既存薬剤を同定
  • 日本は既にディープラーニングで後進国となりつつある――東大松尾教授

    生産設備から社会インフラ、各種災害対策まで「メンテナンス」「レジリエンス」に関する最新の製品や技術、サービスを一堂に集めた展示会「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018」(2018年7月18~20日、東京ビッグサイト)の特別講演に東京大学大学院 工学系研究科 特任准教授の松尾豊氏が登壇。「AIの発達によりわれわれの生活・産業がどのように変わるのか」をテーマにディープラーニング研究の重要性について紹介した。 生産設備から社会インフラ、各種災害対策まで「メンテナンス」「レジリエンス」に関する最新の製品や技術、サービスを一堂に集めた展示会「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018」(2018年7月18~20日、東京ビッグサイト)の特別講演に東京大学大学院 工学系研究科 特任准教授の松尾豊氏が登壇。「AI人工知能)の発達によりわれわれの生活・産業がどのように変わるのか」をテーマにディー

    日本は既にディープラーニングで後進国となりつつある――東大松尾教授
    tekitou-manga
    tekitou-manga 2018/08/01
    よくしらないけど機械学習やディープラーニング先進国だった時代があったの?
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