データセンター構成ツールあるいはDevOpsツールなどとして知られる「Chef」を提供するChef社が、開発ツールベンダのProgress社によって買収されることが発表されました(Chefの発表、Progressの発表)。 Big News Today! We’ve entered into an agreement to acquire @Chef. Read the official announcement for all the details: https://t.co/uNF7PgFiqC pic.twitter.com/qkCCsivhnp — Progress (@ProgressSW) September 8, 2020 Chef社はもともとOpscodeという社名でしたが、データセンター構成ツールの「Chef」が成功したことで2013年に社名を製品名と同じ「Chef」に
Infrastructure as Codeしてますか? 2013年頃に日本で Infrastructure as Code という言葉が注目され始めて、約2年が経過しました。 沢山のツールが登場し、様々な試行錯誤の末、それなりに世の中に定着してきた感じもします。 しかし、未だに苦労している人も多く存在するとともに、諦めてしまった人、初めから諦めている人もいると思います。 成功しているように見える人の中でも、疑問を感じるていることもあるでしょう。 何故でしょうか? 沢山の人が注目し、情報を発信してくれているため、情報は沢山あります。 それでも、完成されていないのは、何か欠けているものがあるのではないでしょうか? Infrastructure as Code についての多くの情報は、大筋で以下の3つに分類されます(筆者の主観による) 1. 概念的な話(商業イベントで多い) ・Infrastr
退職時の引継ぎの際に、chefで自動化されている作業を(chefを使わなくて済むように)サーバ構築手順書としてドキュメント化してくれと言われた…
本項はChefConf 2013: Beginner Chef Antipatternsを和訳したものです。 はじめに よく Chefの学習は大変 Chefの学習曲線は急勾配 と言われているので、Opscodeでは緩和するためのコンテンツを色々準備しています。 learnchef.com docs.opscode.com パブリック/プライベート トレーニング Podcasts (Food Fight Show など) 各地のユーザグループ (訳注: 日本なら #opschef_ja ) ChefConf! (訳注: これは ChefConf 2013 で行われたセッションなので) それでも、正しいことをやっているのか知るのは難しく、何か間違ったことをやっているのか知るのはさらに難しいものです。コミュニティの中で「ベストプラクティス」は常に進化してきました。 ベストプラクティスについてもっ
cookbookを書くときの冪等性 cookbookはインストール時だけでなく、何度実行しても同じ状態に保たれることが重要視されます。 chef業界ではこれを冪等性(べきとうせい)と読んでいたりします。これは設定ファイルやパッケージのインストールなど、すべてに当てはまります。 例えば、パッケージシステム経由でvimをインストールするようば場合のrecipeは以下のようにして書きます。 package 'vim' このようにすることで、それぞれのディストリビューションにあったパッケージシステムをつかってvimをインストールしてくれます。当然、二重にインストールされることはありません。 sourceからインストールするcookbook たとえばCentOSにphpをパッケージ経由でインストールすると、ちょっと古いバージョンのものがインストールされてしまいます。 新しいバージョンを使いたい場合は
ここ最近のインフラ系技術の流れがおもしろいなー、と思ったので、Puppet が出た辺りぐらいから、振り返って整理してみる。殴り書きなので、後から修正したり書き加えたりするかも。特に後半の方は、あまり考えが整理できてない。 最近のウェブ界隈での「インフラ」という用語の使われ方には、色々異論もあるようだけど、ここではごく最近使われるようになってきた、OS からミドルウェアといったソフトウェアレイヤーを指す言葉としてのインフラについて触れる。(英語圏でも同様の意味で使われているようなので、ある程度市民権を得たと言っても良さそうだし。) プロビジョニングレイヤー まず、前提知識としてプロビジョニングレイヤーと自分が勝手に呼んでるものについて整理。 Chef や Puppet は「プロビジョニングフレームワーク」とも呼ばれているが、以下の議論をより厳密にするために、Lee Thompson 氏による
Vagrant と Chef Solo ってとてもベンリそうに見えてたのですが、ネット上にあるのは断片的な情報が多かったり、そもそもいろんなやり方があって混乱してたので、サックリ始めるためのチュートリアルを書きました。これをきっかけにベンリな Vagrant ライフを堪能して頂ければ幸いです。 [追記10/10/2013] Window 上の Vagrant でも問題なく動きました。ただ1点注意があって、UAC のポップアップに反応しないと、Vagrant か VirtualBox 側でタイムアウトになってしまうので、ポップアップを見張るか、放置したいなら一時的に無効にしておくとよいです。 [/追記終わり] [追記 10/23/2013] VirtualBox 4.3 だとまだうまく動かないようです(私も host-only adapter の作成で VirtualBox 側のエラーになり
vagrantとberkshelfで超捗る、みたいな記事は一杯あるんですが、その先のちょっと弄りたいってなった時に一瞬悩む。 コミュニティcookbookのattributesとかカスタムしたい。 自分で作ったcookbookのレシピも追加したい。 で、色々調べてみたんですが、run_listで呼ぶよりも、そのプロヴィジョニングしたい環境の名前のcookbookを新しく作って、依存対象となるコミュニティcookbookをmetadataに書き、include_recipeする方が良いんじゃないかと思いました。 既に、BerksfileとVagrantfileがあるものとします。 vagrant plugin install vagrant-berkshelfも完了済みと想定。
こんにちは! "ドワンゴ 弁当" で最近少し話題になったドワンゴエンジニア、の氏家です。 どんな人が中で働いてるのか想像しにくい方も多いかもしれませんが、普通の人・オタクな人・ギークな人・家庭持ち・リア充・イケメン、いろんな人が混じってる、楽しい会社だと思っています。 人と同じように 多種多様なサービス・システム・ミドルウェア・デバイス・プログラム言語を駆使してみんながニコニコできるものを産み出そうとがんばっていますので、こういったエンジニアリングに興味がある方は是非コチラからご応募ください!ニコニコ入社一時金制度もやっています。 そしていろいろと長くなってしまいましたが、今回でChef Solo話、完結したいと思います。今回はやってみて気づいた点・はまった点などを詳しく説明しますので、少しでもみなさんの参考になれば幸いです。 roleはjsonで書くべき? それともruby? recip
2013-09-01 Chef-soloとAnsibleとFabricを試してみたので感想をメモ。どれもそんなに深くは使い込んではいない。 このメモは自分の脳内の考えを整理するためのもので、人が使うことについてどうこう言うつもりはないです。 Chef-solo 書いてみたcookbookはこちら。hnakamur/chef-cookbooks hnakamur/chef-repo クックブックは手順を書くのではなくて結果を書くというのがどうも本質的に違うと私は思ってしまう。料理のレシピだって手順を書くし。書結果がこうあるべきというのはserverspecが出来た今となってはそちらに任せて、クックブックは本来手順を書くべきものだと思う。 RubyのDSLだけど結局上から順に評価されるので、実は手続きを書いていることになっている。でもファイル単位でしか再利用できないので、一部だけ使いたいと思っ
Chef使おうとしてるけどChefいろいろつらい. 具体的には以下がつらい. 独自概念多い chefのクライアントを対象ホストに入れなければならない knifeとか覚えないといけない外部ツールがある 最初からディレクトリ構成がわいわい (rails newしたときのあのきもち) 公式ドキュメントの量が多いかつわかりにくい 以前にmiyagawaさんのpodcast を聞いてたらnaoyaさんがAnsibleっていうシンプルなプロヴィショニングツールがあるっていう話をされていたので,使ってみた. AnsibleWorks | Radically simple IT orchestration Ansible 触ってて感じるイメージは,ChefがRailsでAnsibleがSinatraな感じ. ディレクトリ構成がない (一応大規模運用を考えたディレクトリ構成のベストプラクティス Best P
rbenv + Passenger な環境の構築におおいにハマったのでメモ。 環境 CentOS 5.9 Chef 11.4.4 Berkshelf 1.4.3 Berksfile rbenv と Apache のレシピは Berkshelf で取ってくる。 ここで注意点。 OpsCode Community サイトから取得できる rbenv のレシピ(http://community.opscode.com/cookbooks/rbenv) は rbenv 自体は入れられるが、 これで入れた rbenv 環境下で passenger をビルドすることができないっぽい。 rbenv 環境下でスクリプトを実行できるリソース定義はないものかと探したところ、 https://github.com/fnichol/chef-rbenv を使えばできそうだったのでこちらを採用する。 使い方は htt
MBAを初期化する機会があったので、せっかくなのでChefで初期セットアップしてみます。 ChefでMacを開発マシンとしてセットアップの記事を参考にします。 前提条件 Chefで設定する対象はMac OSX LionをインストールしたMacBookAir(以後リモートマシンと呼ぶ) 別のマシンからknife soloを使ってChefをリモート実行する(以後ローカルマシンと呼ぶ) リモート実行するマシンにはchefとknife-soloをインストール済。 knife-soloのMac対応について gem installで入る0.2.0では、 Bootstrapping Chef... ERROR: RuntimeError: OSX version 10.7.5 not supported というエラーになるので、最新版をインストールする必要がありました。 $ gem install -
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
14. クライアント側の機能の比較 ディレクトリ構成 Puppet(クックパッドの場合) ├── lib ├── manifests ├── modules │ ├── apache │ │ ├── files │ │ ├── manifests │ │ └── templates │ ├── nginx │ ├── roles │ ├── app_server │ │ ├── files │ │ ├── manifests │ │ └── templates │ ├── db_server │ │ ├── manifests │ │ └── templates │ └── types Chef ├── cookbooks │ ├── apache │ │ ├── attributes │ │ ├── definitions │ │ ├── files │ │ ├── libraries
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く