社民党を離党した辻元清美前首相補佐官(51)が民主党に入党し次期衆院選で同党公認で立候補する見通しとなったことが7日、関係者の話でわかった。党大阪府連は10日に常任幹事会を開き、辻元氏の入党を了承し衆院大阪10区支部長への就任を内定。その後、党本部が正式決定する予定。 辻元氏は鳩山内閣で社民党から副国土交通相に就いたが、社民党の連立離脱で昨年5月に辞任し同8月に同党を離党した。辻元氏はその後に衆院会派「民主党・無所属クラブ」入りしたものの、当面は民主党入りはせず無所属での活動を行ってきた。東日本大震災直後の今年3月からはボランティア担当の首相補佐官に就任。今月の菅内閣の退陣に伴い補佐官を辞任した。