新型コロナウイルスの影響が続く中、孤独や孤立の問題が深刻化しているとして、菅総理大臣は政府の会合で、社会的に孤立している人にさまざまな支援が行き届くよう、関係省庁による連絡調整会議を立ち上げる考えを示しました。 総理大臣官邸で開かれた会合には、菅総理大臣や坂本一億総活躍担当大臣のほか、自殺対策や子どもの貧困対策に取り組むNPOの関係者などが出席しました。 この中で、中学生のときに不登校になった経験があるタレントの中川翔子さんは「SNSで世界とつながることの大切さを感じている。子どもも大人も独り言でいいから好きなことを書ける場所が必要だ」と述べました。 また、生活に困っている人たちに食品を提供する「フードバンク」を運営する団体の米山広明事務局長は「コロナ禍以前と比べ、貧困とは無縁で普通に生活していた世帯や大学生が生活困窮に陥っている」と指摘しました。 このあと、菅総理大臣は「さまざまな支援が
![社会的に孤立する人を支援 関係省庁で連絡会議 立ち上げへ | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2e16cf9e640a4f7831ce846ae26a4ed548424fb8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20210225%2FK10012886071_2102251930_2102251942_01_02.jpg)