不正会計問題を起こした大手電機メーカーの東芝。問題が起きた背景の1つと指摘されているのが上司にものを言えない風通しが悪い企業風土です。こうした企業風土を改善しようという取り組みも始まっていて、新規ビジネスのアイデアを社内から募集する制度の活用が若手社員を中心に活発化しているということです。 いわゆるつけ爪の ネイルチップ をつくるというプロジェクトを提案した33歳の女性社員を取材しました。将来は男女問わず使えるプラットフォームにもなるといいますが、そもそもどのようにして電機メーカーがネイルチップを手がけるという斬新なアイデアは生まれたのでしょうか。(経済部 山田奈々記者) 東芝の若手デザイナー、千木良(ちぎら)康子さん(33)。不正会計問題が明らかになったあとの2015年7月、社内から新規プロジェクトの提案を募る企画に参加しました。提案したのは爪に貼り付けて使うネイルチップです。 テレ
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