ハッブル宇宙望遠鏡の観測画像から、かみのけ座銀河団に含まれる銀河同士の間に、22,426個もの球状星団が存在している様子が明らかになった。 【2018年12月5日 HubbleSite】 地球から約3.2億光年の距離に位置する「かみのけ座銀河団」には、1000個以上の銀河が密集している。その領域内には銀河だけでなく、銀河から離れた多数の球状星団も存在している。また、電磁波では観測できないが、重力の影響からその存在を知ることができるダークマターも銀河団内に分布している。銀河団内のダークマターの分布の様子を調べるには、銀河よりも小さく数が多い球状星団のほうが良い指標となる。 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、かみのけ座銀河団のモザイク合成画像。画像の横幅は約220万光年に相当する。画像クリックで表示拡大(提供:NASA, ESA, J. Mack (STScI), and J. Madrid (A
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