『A-JAX(エー・ジャックス)』は、1987年にコナミから発売されたアーケード用シューティングゲームだ。2D縦スクロールステージと3Dステージの2種類のステージで構成され、2Dステージでは超音速ヘリ「トム・タイガー」、3Dステージではジェット戦闘機「ジェリー・マウス」の2機に乗り込み、敵を撃破していく。当時としては画期的なVRAM回転・拡大・縮小機能を搭載し、大迫力の3Dステージをはじめとするド派手な演出が売りであった。海上より回転急降下爆撃する3Dステージで、ぐんぐん眼下に迫る敵巨大空母には誰もが驚かされたものだ。 本作のディレクターは『魂斗羅』のプログラマー・岡本覚が務め、『グラディウス』『魂斗羅』のデザイナー・中村健吾も参加している。そして、古川もとあきによるサウンドはオーケストラヒット、サンプリング効果音等を過剰なまでに多用し、とにかく派手でノリがいい。力強さや猛々しさだけでなく