・トランプ政権誕生は「対米自立」「自主防衛」を実現する大きな日本のチャンス大番狂わせである。トランプ政権が誕生することが決定した。もっとも混乱・狼狽しているのは何より、日本の政権与党および親米保守であろう。私は共和党予備選挙の終盤でトランプが指名を確実にした今年春ごろから、「逆張りトランプ論」を展開してきた。参考記事(日本でじわり広がる”トランプ大統領”待望論―対米自立か隷属か―2016年3月27日)、(ヒラリーorトランプ、どちらが大統領でも日本はイバラの道 2016年11月7日)。 私の提示してきた「逆張りトランプ論」とは、簡単にいうと以下のとおりである。 つまり、到底トランプ氏には大統領としての資質はない。ヘイト的言説も許容できない。しかし「対米自立」「自主防衛」という、ある種の保守非主流派たる「反米保守」の立場から、短期的にはトランプ政権誕生で混乱するも、長期的にはアメリカからの自
JR博多駅前で発生した大規模陥没事故は、地表近くまでの埋め戻し作業がほぼ終わったことで、10日朝から通信ケーブルやガス管などの復旧に向けた作業が始まった。作業の裏では、資材を集め、搬送した業者の奮闘があった。 「道路が陥没し、大変なことになってしまった。流動化処理土での埋め戻しを検討している。いつまでに、どれぐらい用意できるか教えてほしい」 陥没発生から約4時間後の8日午前9時半ごろ、処理土の生産プラントを持つ建設業「環境施設」(福岡県筑紫野市)の営業課長、井久保憲一氏に電話がかかってきた。相手は事故現場の地下鉄延伸工事を施工した工事共同企業体(JV)の担当者だった。 処理土はセメントや粘土を含んだ特殊な土で、ビル建設などで地質改良に使われる。コンクリートのように固まりやすい性質を持ち、そのため、作り置きはできない。必要に応じて生産するしかない。 穴すべてを埋めるには7千立方メートルの、地
米大統領選の開票を伝えるABCの特別番組を、昨日(11月9日)はずっとテレビで見入った。トランプが注目州のオハイオを制し、長い激戦の末にフロリダを奪って、270人の選挙人を獲得する勝利ラインを固めて行った。今回のトランプの勝利は、ラストベルト(錆びた製造業の地帯)に取り残された、没落した白人労働者層の反乱であり、彼らの悲哀と憤怒が米国政治を動かした「革命」に他ならない。トランプ勝利という衝撃の事態がどうして起きたのかは、11月5日放送のNHKスペシャルが分かりやすく説明していた。オハイオ州北東部にあるヤングスタウンという町にカメラが入り、鉄鋼労働者だった62歳の男がインタビューを受けていた。嘗て作業していた、今は廃屋のようになった工場を案内して説明していたとき、男の目から涙が流れる場面があった。自宅には1人で住んでいて、妻とは離婚、3人の娘は町から出て行き、一家離散の孤独な生活を送っていた
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