4月からの消費税増税で、鉄道の券売機や清涼飲料水の自動販売機が1円単位での値上げに対応できないことが、消費者の混乱や不公平感を招く懸念がある。鉄道では「スイカ」などのICカード利用者と、券売機で切符を買う乗客とで運賃が異なる「二重価格」が発生。自販機の飲料水は基本的に10円単位での値上げになり、小売店で販売される商品との価格差が拡大するとの見方も多い。 (木村留美、小野谷公宏) JR東日本では現在、ICカードを使っても切符を買っても運賃は同額。しかし四月以降はICカードは一円単位で、切符は十円単位で値上げされ、同一区間で異なる運賃になる。例えば東京-横浜は現在四百五十円だが、四月以降はICカードが四百六十四円、切符は四百七十円だ。 現在の券売機は一円硬貨への対応ができないことがその理由。JR東は「乗客の八割がICカードの利用者。都市部ではICカードの運賃が増税分を反映した金額より安いか、同
プロ野球・横浜DeNAベイスターズが、前身の球団が使用していた球団歌「熱き星たちよ」を存続させる方向で調整に入っていることが分かった。歌詞は球団名の部分などを変更する可能性があるという。
ドイツのハイリゲンダムで始まった主要国首脳会議(G8サミット)にはせ参じた安倍首相、参院選目前に急落した支持率をなんとか回復しようと懸命だ▼五千万件の“消えた年金”に加え、松岡前農相自殺のダブルショックを強行採決の連発でしのぎ、サミットでは地球温暖化対策の独自案を提出して、これを追い風に来年の北海道洞爺湖サミットまで生き延び、議長を務めたいのだろう▼だが、来月の参院選の苦戦が予想される安倍首相と同様、サミットに集まる各国首脳は、退陣が決まったブレア英首相や、任期あと一年半、支持率最低のブッシュ米大統領ら、旗色の悪い人が多い。安倍首相のドイツ現地での認知度は17%で七位、好感度も六番目とか▼サミットといえば、世界制覇をもくろむ“東インド貿易会社”の攻勢に対抗しようと、世界中から“伝説の海賊”九人が“世界の果て(ワールド・エンド)”に集まるのが、ハリウッド映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』完
カメラに向かって銃を構え、すごい形相で声明文を読み上げる容疑者。テレビから流れた映像には戦慄(せんりつ)した。米バージニア工科大学の銃乱射事件で、三十二人を射殺した韓国人学生チョ・スンヒ容疑者が、米NBCテレビに郵送してきたビデオ映像だ▼これがニュース番組で放映され、全世界に中継された。どこかで見たという既視感で思い浮かぶのは、自爆テロ犯の事前収録ビデオや、覆面で顔を隠したテロリストが、怯(おび)えた表情の人質を殺害する場面だが、私的な復讐(ふくしゅう)にまでこんな手法が使われる情報社会とは何だろう▼映像を見た同工科大学生や遺族からは「耐えられない」との批判の声が上がり、「放映は間違いだ。容疑者は公務員でもテロリストでもない。精神疾患の個人にすぎない」との専門家の指摘もあった▼NBCは「あんな恐ろしい殺人をなぜ犯したのかという疑問に、映像はある程度の答えになる」というが、他のネットワークは
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