シリア西部ラタキア沖の地中海上空で22日、トルコ軍のF4戦闘機がシリア軍の対空砲によって撃墜された。シリア軍は撃墜の理由について「未確認の航空機が領空を侵犯したため」としている。シリアのアサド政権による反体制派の弾圧をめぐって、緊張している両国関係がさらに悪化する可能性がある。 シリア軍の発表によると、戦闘機は高度を低く保ち、シリア領海上を飛行中だったといい、砲撃後、沖合約10キロ付近に墜落した。パイロット2人は行方不明になっており、両海軍が捜索している。 事件を受け、トルコのエルドアン首相は同日、安全保障に関する緊急会議を開催、「事実関係を明らかにし、調査が終わり次第、必要な手段をとる」との声明を発表した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら