29日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船3隻が日本の領海に侵入し、海上保安本部は直ちに領海から出るよう警告を続けています。 第11管区海上保安本部によりますと29日午前10時すぎ、尖閣諸島の南小島の沖合で、中国海警局に所属する海警3隻が相次いで日本の領海に侵入しました。 3隻は、今月22日夕方に領海のすぐ外側にある接続水域に入り、尖閣諸島の周辺で航行を続けていました。 海上保安本部は、3隻に対して直ちに領海から出るよう警告を続けています。 中国当局の船が尖閣諸島沖の日本の領海に侵入したのは今月15日以来で、ことしに入って7日となります。