音楽についてのあらゆることを、データで調査していくという本連載。第3回は「メジャーバンドのうち何%が『仲の良かった学校の友達』と組んだバンドなのか?」というテーマでお届けしたい。 アーティストのインタビューをよく読む音楽ファンにはお馴染みだが、「学校の友達と軽い気持ちで始めたバンドいきなり才能を認められ、音楽で食うことを決意して皆で上京! ところが現実は甘くなく、客席よりステージの人数の方が多いライブを繰り返すだけの悔しい日々。しかし、そんな中でも少しずつファンが増えていき、ついに念願のメジャーデビューを果たすことに?!」という、どこの少年漫画やねん! とツッコまずにいられないこの夢の展開、驚いたことにバンドではかなりの「主流」である。「高校のとき、(ボーカル)と(ギター)が仲良くて、隣のクラスで知り合いだった(ベース)を誘って……」というようなインタビューは、音楽雑誌を開けば読めるリアル