企業が著作権を管理するのは個人の権利を代行して守ってやってるんだって? エージェントがアーティストやスポーツ選手の権利を代弁し、より多くのギャラを勝ち取ってやってるんだって? ちょっと待て、それ、娼婦と置屋の関係とどう違うんだ? 一握りの成功者を除いて芸能人はみな貧乏だ。 彼らが何年も働いてせいぜい小さな小料理屋を開けるくらいしか儲からないのに比べ、 レコード会社や芸能プロの連中のほうが金持ちじゃん。 著作権管理会社の連中やエージェントの連中はみんな個々のミュージシャンよりはるかに金持ちなんだ。 音楽のことはよく知らないので、出版社の話をすると、小説家やマンガ家はほんの一握りを除いてみんな貧乏だ。 でも、講談社や小学館や集英社の社員は30代で年収1500万とか平気で超えるんだよ。 編集者は作家よりいい生活してるんだよ。厚生年金も退職金もつくし。 その給料を生み出した作家は貧乏で将来も不安定