アー・ユー・ハッピー? 何度目かのゴールドラッシュに瀕した男は、それでも気負いなく歌いかける。『G I R L』にあるのは時代を軽やかに踊り明かすためのグルーヴなのだ!! 決定的な局面 「これが自分の人生におけるとても重要で決定的な局面だってことはよくわかってるつもり。いまのこの瞬間を無駄にしちゃいけないと思ってるよ」。 ダフト・パンク“Get Lucky”とロビン・シック“Blurred Lines”の大ヒットに端を発する、昨年からのファレル・ウィリアムズ快進撃の集大成=『G I R L』。これ以上は求められない完璧なお膳立てが整ったなかで投下された彼の8年ぶりのソロ・アルバムは、意外にも本人が率先して制作を望んだものではなかった。 「今回のアルバムは、もともとは作る気がなかったんだ。というのも、2006年に最初のソロ・アルバム『In My Mind』を作ったときのトラウマがあってね。あ
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