都内で、ラズベリーパイ(Raspberry Pi)で動作する人型ロボット「Rapiro」を持つ、開発者の石渡昌太(Shota Ishiwatari)氏(2013年7月8日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【7月22日 AFP】その製品は、クレジットカードの大きさの回路基板が1つだけ、スクリーンやキーボードなどは付属しない──IT市場を支配する、つるつるのタブレット端末とは似ても似つかないものだ。 だが、25ドル(約2500円)で買えるこの世界一低価格なコンピューターは、過去1年半で150万台を販売、製作した英メーカーを驚かせている。 今や、「ラズベリーパイ(Raspberry Pi)」は日本のロボットを動かし、アフリカのマラウイの自動ドアを駆動させ、米国では天体の撮影に使われ、中国では検閲をすり抜けるのに役立てられている。 「1000台ほどの売り上げを予測していたが、1