1月26日、ヒトラーを護衛した兵士の最後の生存者とされるローフス・ミシュ氏が、世界各地から届く「ファンレター」に今後は返信しないと明らかに。写真は2007年8月、ベルリンで取材に応じるミシュ氏(2011年 ロイター/Tobias Schwarz) [拡大写真] [ベルリン 26日 ロイター] ナチス・ドイツの指導者ヒトラーを護衛した兵士の最後の生存者とされるローフス・ミシュ氏が、現在も世界各地から届く「ファンレター」に今後は返信しないと明らかにした。93歳という高齢になったことが理由だという。ベルリナー・クリエ紙が伝えた。 自宅のアパートでも歩行器を使用するミシュ氏の下には、今でもサインを求める手紙が届けられるが、高齢のため返信することが「もう不可能になった」という。 ミシュ氏は、手紙が韓国、米国、フィンランド、アイスランドなど世界中から届き、「悪態をつく人は1人もいない」と話す。