警官隊と向き合い、外国人排斥を訴えて気勢を上げる極右のデモ隊=ドイツ東部ケムニッツで2018年8月27日、AP 【ベルリン中西啓介】ドイツ東部ケムニッツで8月、難民申請者として入国した中東出身の男らがドイツ人男性を刺殺する事件があり、外国人排斥を訴える極右集団ネオナチのデモが激化している。容疑者の一人は強制送還の対象ながら、ドイツ国内にとどまっていた。政治的責任を追及する声も高まる中、独政府は過激な反難民・排外思想の対策に苦慮している。 事件は8月26日午前3時ごろ、ケムニッツ繁華街で発生。家具職人のキューバ系ドイツ人男性(35)が男2人組と口論となった末、刃物で刺された。男性は搬送先の病院で死亡、一緒にいた友人2人も負傷した。
![ドイツ:難民が独男性を刺殺 ネオナチデモが激化 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b1531f4908e906ce97cdb45e5fac587a2af5c03a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2018%2F09%2F02%2F20180902k0000m030045000p%2F9.jpg%3F1)