<R15>15歳未満の方は移動してください。 この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。 苦手な方はご注意ください。 四十年前、「私」の友達が故郷の川で死んだ。飾伝説の言い伝え通りだと村人は信じた。 「昔、飾という娘が川に流された。死んだと嘆いてたら生き帰って来た。水神様に捕まって喰われそうになった。何でもするから助けてくれと命乞いした。水神様は飾が村一番美しかったから命を助けた。が、代わりに毎年一人川に流せと条件をだした。もしも滞る年があれば、三年は待ったる。三年遅れたら許さん。お前が三年分三人殺せ、と」 遠い昭和の時代を回想する私は、友達の死が伝説では無く連続殺人事件だったと知る。
