大阪市西区で20日、民泊専用マンションが開業する。国家戦略特区による規制緩和を活用し、民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営する百戦錬磨(本社・仙台市)が中古賃貸マンション1棟を借り上げ、防火設備の整備や部屋のリフォームを行って大阪市から認定を受けた。右肩上がりで増加する訪日外国人客需要の取り込みを図る。 12階建てのマンションに44室が入り、畳敷きの和室など滞在者が使える共同スペースも用意した。25平方メートルと30平方メートルの2種類あり、定員は2~4人。1部屋あたり1泊1万円前後で、平均稼働率80%を目指す。マンション内には運営スタッフを配置し、ホテルのフロント機能も担う。