泣き虫スマッシュ! がけっぷちのバドミントンペア、はじまる!? (角川つばさ文庫) 作者:平河 ゆうきKADOKAWAAmazon第10回角川つばさ文庫小説賞金賞受賞作。親の離婚で東京からうどん県に引っ越したバドミントン女子が、新天地で新たなパートナーとの未来を探す物語です。 主人公の奈央が東京でダブルスのペアを組んでいたのは、シングルスでは小1のころから5年連続全国大会優勝という化け物じみた天才少女千里で、「神童」という二つ名まで持っていました。その自信ゆえ、ダブルスのペアは誰でも変わらないと豪語しています。奈央との別れの場面でも遊びに行くとかの話しかしないので、奈央は内心「こいつは、本当にあたしを友達としか思ってないな~」とつぶやきます。つまり、競技上の仲間ともライバルとも思われておらず、プレイヤーとしては全く眼中になかったということです。ここで発憤した奈央は、大会まで千里に会わないと
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