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ブックマーク / essa.hatenablog.com (100)

  • 利用者が自分たちの環境構築に参加するという思想の源流 - アンカテ

    自分の経験の枠組みは自分で変えられるか?というのは言いかえれば、「ユーザが自分の環境の構築に主体的に参加する」ということになると思うけど、この考え方の源流の一つとして次の話がある。 江渡浩一郎「WikiとXPをつなぐ時を超えたプログラミングの道」 (スライド、言及記事) これは、今、流行ってるソフトウエア開発の方法論の源流にクリストファー・アレグザンダーという建築家の「パターンランゲージ」という概念がどのように影響を与えたかについて解説している講演だ。 何で建築家がソフトに関係してくるかと言うと、このアレグザンダーという人は、人が集まり都市が自然に生まれてくるようなプロセスでビルを建てることができないかということについて考えた人で、そのテーマがソフトウエアと質的に関わってくるからだ。 つまり、設計者(開発者)がユーザの上に立って、上から目線で「おまえたちの欲しいものはこれだろう」と考えて

    利用者が自分たちの環境構築に参加するという思想の源流 - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2008/03/11
    同じものに違う意味を見ながら合意していく為の道具がパターンランゲージであり、「意図的な曖昧さの導入」なのだろう。
  • 奇襲戦法の背後には理論の緻密化がある - アンカテ

    404 Blog Not Found:我々全員の知的生産性を10桁上げる方法 これはすごく重要なことが書いてあるエントリだと思うけど、一つだけ残念なのは、単なる夢物語か理想論のように読めるような書き方をしていることだ。 ダシにして申し訳ないが、典型的なLisperからみたかつてのid:higeponや、現在のid:amachangの「知力」は高いとはとても言えない。例えば遅延評価のことは、SICPを読めばちゃんと書いてある。そしてこれはまともなComputer Scienceがある大学なら、一番最初に使う教科書の一つなのだ。「まとも」に教育を受けた人なら、「遅延評価童貞が許されるのは、小学生までだよねー」とか言うかもしれない。 それは、この部分の「ありえなさ」がコンピュータサイエンスを勉強してない人には伝わらないからだ。 id:amachangという人は、当に不思議な勉強の仕方をしている

    奇襲戦法の背後には理論の緻密化がある - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2008/03/11
    単純に言えば、短期間ですごく高度なレベルに到達したということだけど、そこに至る順番が滅茶苦茶というかなんというか。
  • Public space(Google) VS Private spaces(MS,Facebook) - アンカテ

    Facebookの急成長とマイクロソフトのYahoo買収宣言は、グーグル歴史の中で一つの分水嶺になると思う。 そう考えると、(偶然だと思うけど)ちょうどこの時期に、Open Social APIが発表されたことの意義は大きい。 つまり、これは、WEBというpublic spaceを便利にする人(グーグル)と、private spaceを便利にする人(Facebookとマイクロソフト)が正面衝突したということだ。 WEB上にあるものは、誰にでもアクセスできる。WEBは誰にでも開かれた場所だ。publicな場所がどんどん便利になっていくことが、WEBの歴史であり、同時にグーグル歴史でもある。 ドキュメントをpublic spaceに置くと、タダで検索できるようになる。private spaceに置いたら、自前で検索エンジンを用意しなくてはならない。RSSリーダもそうで、publicなフィー

    Public space(Google) VS Private spaces(MS,Facebook) - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2008/03/11
    これは、WEBというpublic spaceを便利にする人(グーグル)と、private spaceを便利にする人(Facebookとマイクロソフト)が正面衝突したということだ。
  • 自分の経験の枠組みは自分で変えられるか? - アンカテ

    例によってメタな方向に話を広げようと思うんだけど、Ruby VS PHP論争の背後には「自分の経験の枠組みは自分で変えられる」という発想の有無という問題があるのではないだろうか。 そう思ったきっかけはこれ。 影響力のある人 - L'eclat des jours(2008-01-31) artonさんは、Matzにっき(2008-01-29)のコメント欄にあった、「影響力の大きい人が発言してるので怒ってます」という一言レスに着目して、興味深い考察をしている。 影響力のある人ってのは、つまり権威ってことなんだし、自分で吟味しない人は常に一定の割合でいて(そうでなければ、世の中に権威という存在はありえないわけだが、実際、存在している)その人たちに影響を与える。 ってことは、権威がある人は、だめなものはだめ(良いものは良い)、と言うべきですね。 私も全くその通りだと思ったけど、冒頭のように考えて

    自分の経験の枠組みは自分で変えられるか? - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2008/02/04
    つまり「プログラミング言語の仕様というものはユーザの総意によって変えることが可能である」という暗黙の前提が無いとしたらどうなのだろうということだ。
  • 半導体は書物である - アンカテ

    過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? (アスキー新書 042) ABAのサイトのアルファブロガーリスト等のページに、ブログのリストがあるが、そこに小さなアイコンが付属している。 私の場合は、自分のサイトで使用しているこの似顔絵を小さくクリップしたものが使われている。 上の似顔絵が下のようにクリップされている。 こちらのページに出ているデザイナーの方がされたことだと思うが、クリップしただけなのにぜんぜん印象が違う。「さすがにプロの仕事は違う」と感心した。 「切り取る」ということは、それだけでものすごく創造的な作業になり得るのだ。 「過剰と破壊の経済学」も、我々が生きているこの時代の社会や経済のある側面を切り取ったものだが、そのクリッピングは非常に創造的な仕事だと思う。 たぶん、このブログを読んでいる方にとっては、このに書かれていることは知っていることばかりで15分で読める

    半導体は書物である - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2008/01/16
    こういう凄い技術もいずれ100円になる。もしこれが本当に凄いものだったら100円になる。
  • ひきこもり支援とWEBデザインの脱カテゴリー指向について - アンカテ

    “専門性”の踏襲と、分析の維持 - Freezing Point F's Garage:何故、Webデザイナーが美大卒じゃなくてもやっていけるのか? 全く違う分野に関するこの二つのエントリですが、次のようにとらえると、不思議な共通点があるように思いました。 ひきこもり問題 WEBデザイン問題 A 精神医学業界 広告業界(紙媒体でのデザイン、メディアとしてのWEB) B 福祉業界(+就労支援) IT業界(ソフトウエア、ツールとしてのWEB) C ひきこもり支援業界 WEBデザイン業界 共通認識として、次のようなことが言えます。 A業界,B業界と比較して、C業界は(歴史が浅いこともあって)、専門職、専門知識が確立しておらず、業務が体系化されていない C業界においては、Aの知識とBの知識が両方必要なので、より問題が複雑になる 現在、C業界には混乱が見られ問題となっている それで意見が分かれるのは

    ひきこもり支援とWEBデザインの脱カテゴリー指向について - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2007/12/26
    専門知識が内部に微妙な政治性を持っていて、背後にある制度と不可分の関係にある。全ての専門家は、そのような自分の足元を常時掘り起こすことを求められていて
  • 空気党=2ちゃんねる VS 法と論理党=RESTfulはてな の二大政党制 - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    出でよ、新しき知識人  「KY」が突きつける日的課題 - MIYADAI.com Blog これを現状分析と未来への提言に分けて読むと、現状分析の部分には同感だけど、提言としてはその方向性にやや疑問がある。 現状分析の部分はひとことで言えば「日人は世代によらず『空気』への依存が強い」ということだろう。「空気」は、共通前提から生まれるが、その共通前提の作り方が世代ごとに変遷してきた。 団塊世代以前の日人は、日という国自体の持つ共通前提 団塊世代は世代意識から生まれる共通前提 新人類世代は「分かる奴には分かる」という世代内差異を用いて集合的アイデンティティを構築 それ以降は、共通前提の構築の困難さから「繋がりの社会性」を指向(参考→「繋がりの社会性」は繋がりを指向しない -- Baldanders.info) ということで、その強迫的な共通前提構築への執着が暴走したものが「KY」である

    空気党=2ちゃんねる VS 法と論理党=RESTfulはてな の二大政党制 - アンカテ(Uncategorizable Blog)
    tinsep19
    tinsep19 2007/12/25
    背後に超越的存在を必要とするとしたら、「法」も「空気」も大して違いはない。根本的な違いは何かと言うと、「法」はひとつひとつの言葉にURLをつけることを要求するということだ。
  • ポータル的な外食産業は消えてブログ的な「街の喫茶店」が復活する - アンカテ

    安い賃金で雇ったアルバイトはブログやmixiで何を言い出すかわかりませんし、それがいつ広まって「炎上」するかわかりません。 お客さまからの問い合わせの電話は、録音されてるどころか全世界に向けて生放送されてる可能性があります。 そしてチェーン展開で大きくなった企業は、たった1店舗でこのような問題が起きただけでも全店舗に影響が波及します。(中略) もうこれはアルバイト頼りの外産業全体の危機と言ってもいいのではないでしょうか? 企業の置かれた環境が激変していて、生存の為の条件が変わっていることには同感ですが、この問題は、二つに分けて考える必要があると思います。 「安い労働力」で「そこそこの商品」を提供するプロセスの価値 「そこそこの商品」を素晴しいもののように演出するメディア操作能力の価値 外チェーン店という企業形態が、全く価値の無いものを素晴しい商品に見せて、消費者を騙すことだけで利益を得

    ポータル的な外食産業は消えてブログ的な「街の喫茶店」が復活する - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2007/12/19
    個人メディアの影響力が大きくなってくると、1店舗の問題によって全ての店が影響を受けるので、規模が大きい程不利になります。
  • ヒトに向かう勤勉さと銃を今すぐ規制せよ - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    「厳しいだけの無能なコーチ」なら、たぶん子供の肘は壊れない。子供は野球嫌いになったかもしれないけれど、少なくともその子の肘には、回復不能なダメージが残ったりはしなかった。 小学生の子供をして、外から見ても関節の変形が明らかになるまで、 肘が全く伸びなくなるまで自分の体を痛めるのは難しい。裏返せばそれは、 そのコーチにはよっぽど人望があって、その子はコーチに嫌われたくなかったんだろう。 コーチは恐らくは、人間として「善」であって、しかも極めて勤勉ではあったけれど、 コーチとしての能力が欠落していたから、その存在は邪悪になった。 能力を伴わない勤勉さを賞賛してはいけない。 勤勉さとか誠実さとかがヒトに向かって乱射されると、こういう悲惨な事件が起きる。 medtoolzさんは、勤勉さそれ自体はは中立であり良くも悪くもない、問題は能力を評価するシステムである、状況定義を適切に行なえる人を評価するシ

    ヒトに向かう勤勉さと銃を今すぐ規制せよ - アンカテ(Uncategorizable Blog)
    tinsep19
    tinsep19 2007/12/19
    人を相手にしてきたWEBに、これから機械対機械の対話を持ちこまなくてはいけない。Rails2.0は、現在の状況をそう定義して、ほぼその定義の適切さだけで、何も努力せずに自然に開発された。
  • Gマシーンの目覚め - アンカテ

    Long Tail World: 見えすぎるGoogleストリートビュー:Google Street View Knows... Google Map に追加された「ストリートビュー」という機能が、たくさんの悲喜劇を生み出しているという話。 ひとつひとつの事件がそれぞれ面白くて、ニコニコ動画のようなコメント機能とこれがマッシュアップされたりしたら、もっと楽しいだろうなと思った。 しかし、注目すべきは、これを正当化するGoogleの論理。 米国では公共の場で撮影するのは合法だ。グーグルは「人が道を歩いていて見える風景となんら変わらない画像を見せている」という理屈。 これは、一般化すると「公的領域に存在する物体は全部スキャンします」と言っているのだと思う。つまり、「1人が見るのも60億人が見るのも同等であり、パブリックであるというのはそういうことだ」と宣言しているのだ。グーグルは、公的領域と私

    Gマシーンの目覚め - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2007/12/19
    公的領域にあるものを全てスキャンし、私的領域にあるものを全てクランチし、両者を掛け合わせて広告を出せば儲かるってことを、世界がもう知ってしまった。
  • 新しい職業の一例として「困り屋」とか - アンカテ(Uncategorizable Blog

    「好きを貫く」という表現は、ちょっと攻撃的すぎるのかもしれない。 たとえば、すごく居心地のいい飲み屋のおかみさんみたいなパターン、好みのツマミが黙っていても出て来るし、内輪で盛り上っている時は割り込んでこないけど話が途切れたり義理で仕方なく連れてきた連れがいる時とかは話に加わって場を盛り上げてくれるし、かと言って常連にならなくてもそれなりに居心地よく長居できるような店。 つまり、才能なり興味なりが自分から発信する形ではなくて、その場にいる誰かの発したものを受け止めることから始まるようなタイプ。 そういう人に「あなたの『好き』は何ですか?」と聞いても、たぶん答えられないだろう。でも、そういう人が「好きを貫く」に関係ないかと言うとそんなことはない。 これまでは、店を一軒経営するだけの最低限の経営能力を合わせ持ってないと「居心地のいい場を作る」という才能を発揮できなかった。 でも、これからはそう

    新しい職業の一例として「困り屋」とか - アンカテ(Uncategorizable Blog
    tinsep19
    tinsep19 2007/12/13
    以前は「才能」とはほとんど学力のことだったが、今では、学力だけでなくさまざまな頭の良さが才能に含まれている。これからは、頭の悪さも才能になる。頭の良さの種類も増えているが、頭の悪さの方向性もどんどん広
  • 人類は新しい「公共空間」に適応するしかない - アンカテ

    インターネットの普及が、「うわべ」と「コッソリ」の間を、パブリックとプライベートの境目を、奇妙な形に捻じ曲げてしまった。炎上は、この捩れがもたらす混乱として在る。私が居酒屋で友人に話すならば何ら問題にならないような話も、ブログに書けば炎上の火種になる。では、居酒屋でその話を聞かされた友人は、私の悪事を咎めなかった不道徳な人間として責めを負うべきなのか。 これは極めて重要な問題提起だと思う。 「『うわべ』と『コッソリ』の間を、パブリックとプライベートの境目を」うまく区別できないこと、人間社会の中にあるその構造をシステム化できないことは、インターネットの欠陥であると私も昔から思っていた。 しかし、この欠陥は、待てば自然と技術が進歩して正されるような性質の問題ではないことにだんだんと私は気がついた。 デジタルな情報というのは、コピーすることがローコストであり、しかも、そのコストは年々低下していく

    人類は新しい「公共空間」に適応するしかない - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2007/12/12
    この「公共空間」は、調整次第でいかようにでも形を変えてくれるのだけど、あらゆる課題について少数意見を常に尊重する。「それは晒して炎上させるべきだ」と考える人が一人でもいれば、「公共空間」が尊重するのは
  • エビデンスと枠組みは死守するけど数量化と客観性には拘泥しないという手法 - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    アルファブロガーアワードの特色は、投票を集めるけどその結果で機械的に選ぶことはしないことだろう。今回の結果も、寄せられたコメントは全部公開するけど、集計プロセスや投票数などの数字は公開しないらしい。 コメントと選考の不一致があったとしたら、コメントを公開することでツッコミを入れられることになる。だから、コメントをしっかり読んで、その総意としての選考を行ったということに主催者は自信を持っていると考えていいだろう。 これは、梅田さんが、「WEBにある自著への反響は全部目を通している」と公言していることに通じるような気がする。 梅田さんへの批判や悪口はずいぶん読んだけど、これについて「当に読んでいるのか?」と疑っているものは見たことがない。実は私はちょっと疑っている。 梅田さんのブックマークにはウェブ時代をゆくというタグがあって、しばらくこれを全部読んでいた。面白い記事が多いのだけど、量が多す

    エビデンスと枠組みは死守するけど数量化と客観性には拘泥しないという手法 - アンカテ(Uncategorizable Blog)
    tinsep19
    tinsep19 2007/12/12
    許容量を超えたものをスルーしない為には、意思の力ではなくて機械の助けが必要で、WEBはそういう種類の機械としては便利で使い勝手がいい機械だ。数字に集約するというのはむしろ逃げだろう。数字を使えば、許容量を
  • リアルタイム歴史家池田信夫とリアルタイム歴史小説家梅田望夫 - アンカテ

    歴史小説を読んでから歴史の教科書を読むと、そのあまりの短さと無味乾燥さに驚く。 でもたいていの場合、その文章はよく練られていて、限りあるスペースの中に当に重要な事実は漏れなく入っている。そして、単なる事実の羅列でなく、その時代の筋を押さえたきちんとしたストーリーになっていることが多い。 池田信夫 blog ムーアの法則の歴史的帰結 ここまでは予想のつく展開で、おもしろいのはこれから起こる当の情報革命だ。それは必ずしもいい方向ばかりではなく、宗教戦争のように破壊的な出来事をもたらすかもしれない。 短い文章だけど、ここに、我々が生きているこの時代に今起き始めていることの筋が濃縮されている。おそらくこの通りに時代は進み、ここに抜き出されたキーワード(宗教改革、宗教戦争、科学革命、産業革命、ナショナリズム、帝国主義)ひとつひとつに、対応する21世紀版の大きな事件が起きていく。起きた順番に固

    リアルタイム歴史家池田信夫とリアルタイム歴史小説家梅田望夫 - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2007/12/12
    池田さんは経済学、歴史、技術等の多彩な学を援用するが、あくまで個人の視点にそれらを統合して語るのに対して、梅田さんは、他人の言葉に反響させて自分の視点を語り、自分の言葉を反響させて他人の視点を動員する
  • AdWordsはGマシーンのリアル世界乗っ取りを加速する装置 - アンカテ

    こうして見るとGoogleは、とりあえずの世界のルールに基づいて情報を評価・整理していく中で、何らかのバイアスをかけたかったらAdWordsを出せ(その代金は俺達の作ったインフラ代だ)、みたいな思想なのかなあ、と思える。「意見広告出すならAdWords」なんていうのは、それほど悪い考えでもないように思うだのけど。 これはAdWordsの思想をうまく表していると思う。 グーグルは、ページランクに代表されるネットの中の論理を集約するシステムについて、一応の完成を見た。そこで足りない部分について、オークションで売買される言葉というものを使って、リアル世界の論理を取り込むのがAdWordsだと言える。 たとえば、iPodという言葉を検索しているユーザにソニーがWalkmanのAdWords広告を出すとする。おそらく高い値段がついているこの言葉を買うことができるのは、ソニーがたくさんのお金を持ってい

    AdWordsはGマシーンのリアル世界乗っ取りを加速する装置 - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2007/11/29
    ページランクはリンクを集めたサイトを評価する仕組みで、AdWordsはお金を集めた企業を評価する仕組みだ。その結果、検索結果には、リンクを集めたサイトとお金を集めた企業が並ぶ。
  • 脳の戸惑いが快感なミクラシック+α名曲名演集 - アンカテ

    しばらくの間、珍しく真面目に仕事をしていて、ブログも巡回もサボっていたら、その間にいろんなことが起きて浦島太郎の気分です。 そこで、リハビリを兼ねて、自分が気に入った初音ミクの曲を集めてみました。と言っても、これを読んでいるみなさんはもうご存知のものが多いかもしれませんが。 ニコニコ動画(RC2)‐ピチカート・ファイヴ「東京は夜の七時」(アレンジ)を初音ミク。 まずは、このピチカート・ファイブの名曲から。無機質な人工音声のボーカルが曲の雰囲気によくマッチしてます。 ニコニコ動画(RC2)‐初音ミクにELPの「Jerusalem」を(ry 次はうって変わってプログレの名曲から。カタカナ英語の伸びやかな歌声が独特の世界を形作っている。 ニコニコ動画(RC2)‐初音ミクに「異邦人」を歌わせてみた。 ややオヤジホイホイ気味の懐しい名曲。ニュアンスを細かくつけると、ここまで歌えるのかという感じ。 ニ

    脳の戸惑いが快感なミクラシック+α名曲名演集 - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2007/11/27
    しかし、音量レベル調整の失敗でしかなかったディストーションを逆手に取って、ファズギターというアコースティックギターには不可能な表現が生まれた時に、エレキギターは本物の楽器になったのです。
  • トランザクションがないのに金になるシステム - アンカテ

    ライブドアの技術の話へのYamatoさんのコメント 我々はライブドアのポータル以上のシステムをいくつも見ることが出来ます。電話の交換機、気象予報システム、大企業のERPシステム、コンビニのPOS等、ライブドアが素人の集団では無い事に間違いはないでしょうが取り立てて技術が素晴らしいというレベルでもないと思います。 (中略) そう、システムの負荷限界を超えれば落ちるのは常識それはライブドアのサイトも同じ ただ、ライブドアのサイトはその負荷限界の設定値がその規模に対して高かったとそれだけにすぎません。 otsuneさんのコメント 「テレビでガンガン放映されているのに、あの手のポータルをアクセス不能にしないこと」ってのがどれだけ困難で、金だけではない技術が必要だ。ってのは、大規模Apacheサイト運営についてを見聞きした技術者には自明の話なのだけど。それがこのコメント欄に代表されるような「たんにコ

    トランザクションがないのに金になるシステム - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2007/10/27
    「トランザクションがない代わりに負荷限界もない」という、従来の常識では、絶対に金にならない領域の技術を高度化することで大儲けした
  • 改変の連鎖とニコニコパブリックライセンス - アンカテ

    オープンソースの歴史を考える上で、GPLというライセンス文書の存在は極めて重要だと思います。そのGPLがオープンソースに果たした役割と、「初音ミク」現象においてGPLに相当するものは何か(仮称「ニコニコパブリックライセンス」)ということを考えてみました。 オープンソースの歴史を解説した良エントリがあったので、ついでにその紹介もしながら、ちょっとそのあたりの解説も試みてみました(その分長文になってしまいました)。 「初音ミク」と「初音ミクのようなもの」 デジモノに埋もれる日々: ”初音ミク” と ”初音ミクのようなもの” 1つ文脈整理として考えたいのは、 ”初音ミク” なのか ”初音ミクのようなもの” なのか という点です。(「バールのようなもの」みたいなお話ですみませんが。) たとえば、 ・初音ミクすごい! 歌手の仕事がどんどん減っていくかも! というお話と、 ・初音ミクで作った曲はレベル

    改変の連鎖とニコニコパブリックライセンス - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2007/10/27
  • 初音ミクに便乗して創発的権力論再び - アンカテ

    初音ミクニュース こんなブログが出来ていて、2ちゃんねるだけでなくブログでの言及も凄い数になっているようです。 私は前のエントリに書いたように、これは人為的な削除ではないと見ていますが、これを人為的な情報操作と見て怒っている人が多いようです。私も、もしそんなことが当に起こったら同じように怒ると思うので、その感情的な面には非常に共感しています。この騒ぎは単なる空騒ぎではなくて、この手の情報操作がいかに大きな反作用を呼ぶかということについて、特に旧メディア側の人に理解してもらういい機会になると思います。 ところでしかし、この怒りは、何に対する怒りでどこに向かっているのでしょうか?グーグルの中の人が電通の依頼で削除コマンドを打ち込んだとしたら、我々は何を失うのでしょうか?我々の怒りは何を求めているのでしょうか? それはもちろん、削除コマンドを取り消して、元の状態に戻すことです。では、その「元の

    初音ミクに便乗して創発的権力論再び - アンカテ
    tinsep19
    tinsep19 2007/10/27
    「プログラム」は全員を平等に扱うけど、「コマンド」は人を差別する。「プログラム」が作り出したランキングは公平だけど、「コマンド」が作り出したランキングは不公平であると、そういう合意が我々の中に出来つつ
  • パワーゲームは永田町で起こってるんじゃない、あなたの心の中で起こっているんだ! - アンカテ

    Japan.internet.com コラム/転職徒然草 - 骨を埋めます はてな匿名ダイアリー - 地域格差と言うけれど、それはそれで一つの需給社会が形成されているのかもしれない 前者は、転職コンサルタントによる「事実を元にしたフィクション」で、地元の大企業にコネ入社したクライアントが、東京への転職を志し、希望通りの会社の内定を獲得したのに最終的に諦める話。 そのKさんというクライアントにとって、両親や親戚一同から強い反対を受けることは想定の範囲内であったが、 週末になると、どこから連れてきたのか10年来会っていない中学時代の担任、市役所に勤める高校の同級生、近くに住む県議会議員といった人たちが集まってきて、「地域に根ざした生き方の素晴らしさ」を代わる代わる説いていった。 もっとも驚いたのは、家族にはまだ話していなかった恋人が、会社の上司と一緒に自宅に話し合いにきたことだった。 「ど、ど

    パワーゲームは永田町で起こってるんじゃない、あなたの心の中で起こっているんだ! - アンカテ