第6回から大分期間が空いてしまい申し訳ありません。 個人的な事情により、執筆の時間が取れませんでした。やっと落ち着いてきましたので、今月から連載を再開しますので、よろしくお願いします。 それでは、今回はメモリチューニングについて説明します。その中でも、最もチューニングが難しい共有プールについて説明します。最近は、第3回目で紹介した自動メモリ管理や自動共有メモリ管理を使用すれば自動的に設定してくれるからか、基本メカニズムをあまり知らない方も多いようですね。 Oracle Databaseのメモリ管理の仕組みについては、下記を参照ください。 オラクルエンジニア通信:「【セミナー動画/資料】今さら聞けない!? Oracle入門 ~アーキテクチャ編~」 ■1.共有プールについて 先ずは共有プールのメカニズムから説明しようと思います。いくつかのトピックはご存知ですが、完全に把握できている