これまでの議論 標準型H-IIAロケットの在り方について、平成14年4月17日の宇宙開発委員会においてNASDAより以下のとおり報告し、審議いただいた。 標準型H-IIAロケットについては、情報収集衛星等我が国の重要な衛星打上げに対し、これまでの打上げと同様の万全の体制で取り組むことが肝要 一方で、標準型H-IIAロケットを我が国の「基幹ロケット」として捉え、 我が国の宇宙輸送の自在性を確保するとともに、信頼性向上等を図りつつ、基幹ロケット技術を成熟・維持させることが重要 これらを効率的かつ着実に進めるためには、宇宙関連機関及び民間企業の総合的な取り組みによるべきであり、今後の打上げ実績を蓄積しつつ、打上げ事業について適切な時期に民営化することが望ましい 標準型H-IIAロケットのラインナップ