二酸化炭素を多く排出する製鉄所などが建ち並ぶ千葉県の「京葉臨海コンビナート」でのカーボンニュートラルを目指す協議会が開かれ、水素やアンモニアの供給を共同で受ける拠点の整備に向けて検討を始めることなどで一致しました。 京葉臨海コンビナートは、千葉市から富津市までの南北およそ40キロにわたる日本最大のコンビナートで、大手鉄鋼メーカーや石油の元売り会社などの製鉄所や製油所が立ち並び、千葉県は、産業部門の二酸化炭素の排出量が全国で最も多くなっています。 28日は、コンビナートの2050年までのカーボンニュートラルの実現を目指す協議会が開かれ、立地する企業12社や県などが出席しました。 この中では、カーボンニュートラルを実現していく道筋として、石油や天然ガスなど化石燃料由来のエネルギーや物質を減らし、代わりに水素やアンモニア、それに廃プラスチックなどの活用を広げていく方針が示されました。 そのうえで
