愛知製鋼は6日、カーボンニュートラル(CN)実現に向けた多様なエネルギーの活用を目指し、「中部圏水素利用協議会」に同日付で新規参加したと発表した。トヨタグループの一員として中部圏の水素の利用普及促進、需要創出を推進していく。
淀川製鋼所営業本部営業二部近畿ブロック大阪営業所で、物置などのエクステリア商品の販売に奮闘する女性営業職がいる。2016年入社の井上莉菜さんだ。人と関わる仕事に憧れ、家族からの後押しで同社に入社した。就職活動やこれまでの業務内容、ライフイベント、女性が働くことへの思いなどを聞いた。 ――入社までは。 「立命館大学文学部教育人間学専攻で、心理学などを学んでいました。人と密接に関わる仕事がしたいと思っていましたね。淀川製鋼所の存在は就職活動時まで知らなくて、入社試験について家族に伝えると両親や祖母が社名を聞くなり『あのヨドコウ?』びっくりしていて(笑)。反響に驚き、受ける上での後押しになりました。面接ではフィーリングが合うと感じましたね。他企業と違って一人一人の考えや内面を見てくれている質問が多く、コミュニケーションが取りやすいと。好印象を持ちました」 ――入社後は。 「16年に入社しました。
日本製鉄は9日、東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)の第2高炉(炉容積4500立方メートル)で2026年1月から計画している製鉄所内発生水素をベースにした高炉水素還元技術の実証試験に向けて、水素系ガス吹き込み技術の実証設備を導入することを決めたと発表した。NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション(GI)基金に採択された日鉄、JFEスチール、神戸製鋼所、一般財団法人金属系材料研究開発センターの4社コンソーシアムによる次世代技術開発の一つで、炉容積4500立方メートルという実機大型高炉を使った高炉水素還元の実証試験は、世界的にみても初めての試みとされる。 日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版
大阪ガス100%子会社の大阪ガスリキッドは、オンサイト水素製造装置「HYSERVE」(ハイサーブ)を開発、金属熱処理分野で多数の実績を持つ。水素への取り組みと「ハイサーブ」シリーズについて紹介する。 大阪ガスリキッドの親会社である大阪ガスでは、天然ガスによる都市ガス供給以前では、石炭や石油から都市ガス製造を行っており、その当時から触媒や石炭タール技術を蓄積・向上していた。1990年代初頭の天然ガス転換が完了して以降、これら社内技術の活用先の一つとして触媒技術を活用した水素製造プロセスの商品化に着手した。 工場用の水素製造装置だけでなく家庭用燃料電池用改質装置を開発、実用化してきた歴史がある。水素エネルギーの普及・実用化に向けた動きが加速する中で、コンパクトタイプのオンサイト水素製造装置「ハイサーブ」シリーズも開発した。 ハイサーブは、2004年、水素製造量30N立方メートル(ノルマル立方メ
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