水素をパイプラインで運んで発電したり、微生物で作った刺激剤で野菜の収穫を増やしたり――。気候変動対策への貢献が期待される新技術が、開催中の大阪・関西万博で活用されている。 パナソニックグループのパビ…

4月、ついに開幕した大阪・関西万博。 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、さまざまな国や企業のパビリオンが未来の技術やアイデアを発信しているが、それはパビリオンだけの話ではない。 会場内にあるセブン-イレブン大阪・関西万博西ゲート店に設置されたのは、水素を簡単に持ち運ぶことができる「水素カートリッジ」。 これはトヨタ自動車が開発、豊田合成が製造したもので、この水素カートリッジで発電した電力を使ってスムージーマシンを動かしていた。 訪れた人から、「未来的な感じがして、万博に来たなという感じがする」などと注目を集めていたこの試み。 その裏には、初めての挑戦があった。 それが、水素カートリッジの配送方法。 これまでの実証実験では水素カートリッジの配送はトヨタチームが行ってきたが、今回の試みではセブン-イレブンの配送網を使うことにした。 水素カートリッジは他のお弁当などの商品と一緒に配送用
王 青(おう・せい) 日中福祉プランニング代表。中国上海市出身。語学学習を経て大阪市立大学経済学部卒業。アジア太平洋トレードセンター(ATC)入社。大阪市、朝日新聞、ATCの3社で設立した福祉関係の常設展示場「高齢者総合生活提案館 ATCエイジレスセンター」に所属し、 広く“福祉”に関わる。2002年からフリー。「(日本初のオンライン)日中介護ビジネス交流プラットフォーム」を主宰、開催中。 日中福祉プランニング http://jcwp.net/ DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 4月13日に大阪万博が開幕したが、SNSやメディアには批判の声が溢れている。大阪市内の小中学校の一部が招待を辞退したほか、修学旅行先をUSJに変更した学校もあるという。しかし、実際に訪れた
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日本各地で再開発が進んでいる。その中で特異的なのが大阪駅前だ。巨大ターミナル駅前には、巨大な公園が完成した。なぜ大阪ではそうした大胆な再開発が可能だったのか。そして、なぜ東京ではそれができないのか。ライターの鬼頭勇大さんが取材した――。(第2回) 都心の再開発はイマイチな評価ばかり 3月27日、JR東日本が山手線の「高輪ゲートウェイ駅」周辺で進めている再開発事業「高輪ゲートウェイシティ」の一部が開業した。広さ9.5ヘクタールの敷地に4棟の高層ビルや文化施設が設けられる予定だ。 近年、都市部には「再開発」によっていくつもの建造物が誕生している。ただ、大成功と手放しで評価されているところはそう多くはない。 仕事柄さまざまな再開発エリアに取材に行くが、入居しているのは似たようなテナントばかり。新しい店舗ができたと思ったら高価格帯で手が出ない。さらに億を超える価格のタワマンに、「誰が泊まるの?」と
みなさまから、たくさんのご応募とご意見をいただいたロゴマークの最優秀作品が決定しました。 ウィズコロナ・ポストコロナの時代に、「新しい万博」を彩り、 「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマを力強く表現するロゴマークが生まれました。 大阪・関西万博のシンボルとして世界中から愛され、親しみを持たれるロゴマークを目指していきます。 2025年に向けて一緒に盛り上げていきましょう! デザインコンセプト 踊っている。跳ねている。弾んでいる。 だから生きている。 きっと心を踊らせるサイエンスやテクノロジーの発見。 だれもが飛び跳ねたくなるエンターテイメントの興奮。 つい胸を弾ませてしまうアートやクリエイティブの感動。 それらは人の身体のずっとずっと奥深くにまでとどいて、いのちをささえているCELL(細胞)たちにも元気をあたえてくれる。 2025年大阪・関西万博という、わたしたちがもうすぐ出逢える
大阪・関西万博の会場に設置された、水素で稼働する自動販売機。担当者が手にしているのが水素カートリッジ=18日午後、大阪市此花区 4月13日に開幕する2025年大阪・関西万博に向け、コカ・コーラボトラーズジャパンは18日、水素を燃料に発電して稼働する世界初の自動販売機を会場(大阪市此花区)に設置し、報道陣に公開した。二酸化炭素(CO2)を排出しない「未来の自販機」として、技術を万博でアピールしたい考えだ。 重電大手の富士電機と共同開発した。会期中を通して1台を万博のシンボルとされる大屋根(リング)の下に設置する。 自販機は本体と水素が入ったカートリッジを装塡(そうてん)した発電機で構成。水素と空気中の酸素を化学反応させて発電し、バッテリーに蓄電された電気を本体へ送ることで動かす。CO2排出ゼロに加え、消費電力量を通常の自販機と比べて49%減らした。太陽光発電のような天候の影響や設置場所の制限
コカ・コーラ ボトラーズジャパン(東京都港区)は3月18日、大阪・関西万博会場内に、富士電機(神奈川県川崎市)と世界で初めて開発した「水素カートリッジ式発電自販機」を設置したと明かした。自販機は会場内の大屋根リング北側に1台設置され、4月13日の開幕と同時に稼働を開始する。 CO2を排出することなく、自家発電で稼働
JR西日本と南海電鉄が乗り入れるなにわ筋線が建設中だが、阪急電鉄はこれに接続する、なにわ筋連絡線と新大阪連絡線の建設計画を明らかにしている。この計画が実現すれば、大阪の交通事情は大きく変わり、利便性が大幅に向上することは間違いないが、この計画には色々と課題も多い。この計画の実現性について鐵坊主・著『鉄道路線に翻弄される地域社会―「あの計画」はどうなったのか?―』では考察している。本書より一部を抜粋してお届けする。 阪急なにわ筋連絡線と新大阪連絡線とは?なにわ筋線は2023年に開業したJR西日本の大阪駅地下ホームと、JR難波駅、南海電鉄新今宮駅を接続する、大阪を南北に縦断する新線であり、2031年度の開業が予定されている。 なにわ筋線へはJR西日本、南海電鉄の関西空港や和歌山方面などからの列車の乗り入れが想定されており、関西空港へのアクセス、大阪の鉄道ネットワーク拡張、交通渋滞の緩和や利便性
2025年4月13日から10月13日の会期で、いよいよ大阪・関西万博が開幕します。万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。現在、研究開発が進むさまざまな領域の最先端技術によって、どのように課題解決がなされ、どのような未来社会がもたらされるのか。その姿が提示されます。もちろんエネルギー分野の未来像も、大きな見どころのひとつ。『エネこれ』でこれまで紹介してきた数々の技術やソリューションを、実際に見て触れて感じることができる場になっています。未来社会のエネルギーを体験しに、大阪・関西万博へ出かけませんか?今回は、「太陽光エネルギー」と「水素エネルギー」を中心に、万博の見どころを紹介しましょう。 衣服で発電?!背中に太陽電池が貼り付けられたスタッフユニフォームが登場 まず太陽光エネルギーで注目したいのは、「ペロブスカイト太陽電池」。この太陽電池はこれまでのシリコン系と比べ、薄型・軽量で曲
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