「ハリウッドの人気作でも1ケタ台」苦戦を強いられるテレビ映画放送枠はどうなる? TBSが4月からスタートさせた『水曜プレミアシネマ』は、ハリウッドの人気作品を投入しても、視聴率1ケタにとどまることが多くフジの『土曜プレミアム』の枠も、映画以外の特番が放送されることが多い。 日テレの『金曜ロードSHOW!』だけは、何度やっても視聴率が20%を超え、裏番組に脅威を与えることから“ジブリ砲”と呼ばれることもあるジブリ作品を抱え『ルパン』『コナン』『ヱヴァ』など、自社系列のアニメ作品も数多く放送、安定した視聴率を獲得している印象がある。 近年はDVDの低価格化や、配信の普及もあったりするため、よくウリにする「地上波初放送」や「ノーカット放送」といったものが弱くなっていることも考えられる。 実際、テレビでの映画放送の現状は、厳しいものなのだろうか? ある放送作家はこうみる。 「ジブリなど一