ファイル共有ソフトWinnyの作者で、東京大学情報基盤センター特任講師の金子勇氏が、2013年7月6日午後6時55分、急性心筋梗塞で死去した。Winny事件の弁護士を務めた壇俊光氏が7月7日、ブログで明らかにした。 金子氏は 東京大学大学院の助手を務めていた2004年、著作権法違反幇助の疑いにより京都府警察に逮捕され(関連記事)、2006年に京都地方裁判所で有罪判決を受けた(関連記事)。2009年、大阪高裁で逆転無罪判決を勝ち取り、2011年に最高裁が検察側の上告を棄却。無罪が確定していた(関連記事)。 現在はSkeedファウンダー兼CINO、東京大学情報基盤センター特任講師を務めていた。 ■関連記事 「金子勇さんの遺志が健全に羽ばたける世に」 慶応大環境情報学部長 村井純氏が追悼の言葉
ファイル共有ソフト「パーフェクトダーク(PD)」を通じて無修正のわいせつ動画を共有したとして、警視庁や京都府警などの5都府県警は、わいせつ電磁的記録媒体陳列容疑で、群馬県藤岡市、会社員、堀越洋一郎容疑者(47)ら8人を逮捕した。警視庁によると、PDに特化した一斉摘発は初めて。 PDは平成18年に公開。ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」よりも発信元が分かりにくい高度な匿名化機能を備えており、ウィニーから乗り換えるなどして約6万人の利用者がいるとみられる。 京都府警が昨年、PD利用者を初めて著作権法違反容疑で摘発。その後は摘発が進んでいなかったが、ネットセキュリティー会社「ネットエージェント」の協力で無修正のわいせつ動画の発信元を特定した。堀越容疑者は「PDなら匿名性が高く、逮捕されることはないと思っていた」と供述しているという。 堀越容疑者の逮捕容疑は7~8月、PDを利用し、無修正
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、TorrentFreakの「"Pirating" UK Student to be Extradited to the US」という記事を翻訳したものである。 原典:TorrentFreak 原題:"Pirating" UK Student to be Extradited to the US 著者:enigmax 日付:March 13, 2012 ライセンス: CC BY 英国のビデオ・リンク・サイト TVShackの元管理人リチャード・オドワイアが、著作権侵害の容疑で、米国に引き渡されることになった。市民から怒りの声が上がったにもかかわらず、本日、内務相テレサ・メイは引渡命令を承認した。この23歳の学生は、これま
「うれしかった。今はほっとしている」。ファイル共有ソフト「ウィニー」事件で無罪確定の見通しとなった開発者の元東大助手金子勇さん(41)は20日夜、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、逮捕から約7年半後の決着に安堵(あんど)の表情を浮かべた。 金子さんは「悪用という側面ばかりが注目されて広まったが、悪用しかできない技術はない」と強調。「情報を効率よく送る技術に関しては理解してもらえたと思う」と述べた。 事件がソフト開発業界などに与えた影響を「新しいものを作ればたたかれる風潮になった」と指摘し、「無罪を勝ち取れて、作ること自体は問題ないことを示せたのは大きい」と最高裁決定の意義を評価した。 インターネットの掲示板に次々と無罪を喜ぶ書き込みをしているユーザーには「『悪用しないでくださいね』と伝えたい」と笑わせた。(共同) [2011年12月20日22時14分]
Winny開発者 無罪確定へ 12月20日 17時33分 ファイル交換ソフト「Winny」を開発した東京大学大学院の元助手が、映画などの違法コピーを手助けした罪に問われた裁判で、最高裁判所は犯罪となる初めての基準を示して検察の上告を退け、逆転で無罪を言い渡した2審の判決が確定することになりました。 東京大学大学院の助手だった金子勇さん(41)は、ファイル交換ソフトの「Winny」を開発してホームページで公開したことで、映画やゲームソフトの違法なコピーを手助けしたとして著作権法違反のほう助の罪に問われました。1審は、罰金150万円の有罪判決を言い渡しましたが、2審は、「違法な使い方を勧めたわけではない」として無罪を言い渡し、検察が上告していました。これについて最高裁判所第3小法廷の岡部喜代子裁判長は、「ソフトの開発を萎縮させないためにも、犯罪の成立には著作権が侵害される具体的な状況を認識して
ファイル交換ソフト「Winny」を開発した金子勇被告が著作権違反の幇助に問われていた裁判の上告審で、最高裁判所は12月19日付けで、「多数の者が著作権侵害に利用する可能性が高いと認識していたとはいえない」として、検察側の上告を棄却した。これにより、逆転無罪となった二審判決が確定する。 一審の京都地方裁判所では、2006年12月に罰金150万円(求刑は懲役1年)の有罪判決を言い渡された。その後二審の大阪高等裁判所で改めて無罪を主張し、2009年10月に無罪判決が言い渡されていた。この判決を不服とする検察側が最高裁判所に上告していた。 金子氏は現在、分散コンピューティング技術を活用したソフトウェア製品の開発や販売を手がけるSkeedの社外取締役を務めている。今回の最高裁による上告棄却について金子氏は、以下のようにコメントしている。 私は、今回の事件で開発を躊躇する多くの技術者のために訴訟活動を
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、TorrentFreakの「Canadian Songwriters Want to Legalize File-Sharing」という記事を翻訳したものである。 原典:TorrentFreak 原題:Canadian Songwriters Want to Legalize File-Sharing 著者:Ernesto 日付:December 06, 2011 ライセンス:CC BY 多くの大手エンターテイメント産業がBitTorrentサイトに戦いを挑んでいる中、カナダ作詞作曲家協会( Songwriters Association of Canada:SAC)はファイル共有に好意的だ。SAC副代表ジャン=ロベー
P2Pファイル共有ソフトなどを悪用した違法アップロードの全国一斉取り締まりが行われ、警察庁によると11月28~30日の3日間で全国76カ所を捜索、30人を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕したと発表した。 権利者で構成する不正商品対策協議会(ACA)によると、逮捕されたのは52~24歳の30人。ほとんどが「Share」ユーザーだったが、アニメをBitTorrentでアップロードした疑いがある札幌市の女(52)や、オンラインストレージサイトでアニメなどをアップロードした疑いがもたれている熊本市の男(48)もいた。 一斉取り締まりは2009年に初めて行われ、今回で3回目。摘発件数は2001年11月のWinMX事件以来、累計100件を突破し、125件となった。 関連記事 「みんなに知って欲しくて」と「そらおと」などアップした49歳の男逮捕 Shareを悪用して「そらのおとしもの」など漫画
1 名無しさん@涙目です。(関西地方) 2011/07/06(水) 19:46:58.72 ID:sc+UlWWd0 ?PLT(12000) ポイント特典 児童ポルノで一斉摘発=共有ソフト利用の18人逮捕-愛知県警など 愛知県警少年課は6日、全国の13都道府県警がファイル共有ソフトを利用した児童ポルノ事件の一斉取り締まりを実施したと発表した。児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑などで、33カ所を家宅捜索し、26~55歳の男18人を逮捕、高校生1人を含む15人を任意で取り調べたという。 愛知県警は、インターネット上に氾濫する児童ポルノの取り締まりには警察間の協力が不可欠と判断。情報交換や捜査技術の向上などを目指し、今年2月に全国10道府県警が参加する集中取り締まりプロジェクトを発足させ、その後、3都県警が加わっていた。 今回の一斉取り締まりは5、6日に実施し、「レモンワイヤ」と
P2PサービスLimeWireが、裁判所の命令を受けてファイル共有ソフトの配布を停止した。 現在LimeWireのサイトにアクセスすると、裁判所の差し止め命令により、ファイル共有ソフトの配布とサポートを停止しているとの告知が表示される。「著作権で保護されたコンテンツを許可なくダウンロードしたり、共有するのは違法だ」とも書かれている。 LimeWireは2006年にレコード会社に訴えられた。2010年5月には、米連邦地裁が同サービスには著作権侵害を誘発した法的責任があるとの判決を下した。同裁判所は10月26日に、LimeWireに恒久的なサービス停止を命じた。 関連記事 P2PサービスLimeWireに「著作権侵害の法的責任あり」の判決 米裁判所は、LimeWireとそのオーナーが「ユーザーの著作権侵害を意図的に助長していた」と判断した。 「P2Pユーザーは皆訴えろ。家も車も取り上げろ」――
ドリームボートは22日、同社技術顧問である金子勇氏が独自開発した「情報提供管理システム」が、2009年11月に特許を取得していたことを公表した(特許番号:第4403124号)。 金子勇氏はP2P型ファイル共有ソフト「Winny」の開発者。「情報提供管理システム」の技術は、同社のP2P型デジタルコンテンツ配信プラットフォーム「SkeedCast」のために開発されたとのこと。デジタル署名と鍵認証システムを応用したもので、正規の配信サーバおよびコンテンツであることをユーザー側のシステムが簡単に見分けることができるという。これにより、「なり済まし」等によるデータ改ざんやウィルスの侵入を完全に遮断した、高度なセキュリティが可能とのこと。また認証経路が最適化されることにより、エンドユーザーへの高速なコンテンツ配信を可能にした。 「SkeedCast」は、配信ネットワークを「コンテンツ提供者」「配信ネッ
BitTorrent用のトレントファイルを大量に置き、検索可能な状態にし、全世界に約2200万人のユーザーがいる「The Pirate Bay」に対し、凄まじい内容の判決が下されました。 詳細は以下から。 AFP: Dutch court orders Pirate Bay to remove links Court Orders The Pirate Bay To Delete Torrents | TorrentFreak アムステルダムの裁判所の出した判決によると、The Pirate Bayに対して3ヶ月以内に著作権のあるトレントファイル(著作権を侵害しているファイルそのものではなく、あくまでもファイルの場所を示すファイルに過ぎず、実体はない)についてすべて削除すべきであると裁決しており、オランダのユーザーが著作権を侵害しているトレントファイルをダウンロードできないようにアクセスを
P2Pファイル共有ソフト「Winny」を開発・公開して著作権法違反の幇助(ほうじょ)罪に問われた元東京大学助手、金子勇被告の控訴審判決公判が10月8日あり、大阪高裁(小倉正三裁判長)は、罰金刑とした一審判決を破棄、無罪を言い渡した。 2006年12月の一審・京都地裁判決は、Winnyが著作権侵害に利用されていることを知りながらバージョンアップを繰り返したことが、著作権侵害ほう助に当たるとして、罰金150万円の有罪判決を言い渡し、検察側、被告・弁護側とも控訴していた。 関連記事 Winny開発者に有罪判決 著作権法違反(公衆送信権の侵害)ほう助の罪に問われていた「Winny」開発者に、京都地裁が有罪判決。 寄稿:白田秀彰氏 Winny事件判決の問題点 開発者が負う「責任」とは Winny開発者の有罪判決について、インターネットと著作権に詳しい法政大学社会学部の白田秀彰助教授は「不当判決という
インターネット放送用の「ピアキャスト」と呼ばれるソフトを使い、公開前の洋画の映像をネット上に配信したとして、愛媛県警松山南署などは8日、松山市和泉北、無職白石哲也容疑者(35)を著作権法違反(公衆送信権の侵害)容疑で逮捕した。 インターネット放送による著作権法違反の摘発は珍しいという。 発表によると、白石容疑者は6月28日午後10時25分から約50分間、日本では未公開の「ウルヴァリン:X―MEN ZERO」の字幕付き映像を自分のホームページから配信し、不特定多数が観賞できる状態にした疑い。 調べに対し、「営利目的ではなく、自分が配信した映画を世界の誰かに一緒に見てほしかった」と供述。同署は映像の入手経路について取り調べている。 「ピアキャスト」はウィニーなどのファイル交換ソフトと同種の技術を応用した無料ソフト。容量が小さい個人のパソコンでも、多数の視聴者に映像を同時配信できるのが特徴で、近
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く