荒川散歩の2回目は千住、そして汐入地区。荒川区の東部一帯である。千住って地名は折に触れてよく聞く。メモをはじめわかったのだが、千住は隅田川を隔てて北と南に分かれる。北千住、もっとも北千住って地名はないようだが、隅田川の北の千住は足立区。隅田川南の南千住が荒川区、であった。 往古、南千住は交通の要衝であった。とは言うものの、この場合の南千住は、現在の千住大橋近辺というより、先般の浅草散歩でメモした白髯橋近辺、橋場の渡し・白髯の渡しのあたりではなかろうか。鎌倉から戦国期の地図を見ると、鳥越から砂州に沿って石浜のあたりまで東海道が通り、この渡しを超え市川の下総国府につながっている。武蔵野台地と下総台地のもっとも接近したところであり、交通の要衝であったのもごく自然なことである。すぐ近くには古代の海運の一大拠点・浅草湊もあるわけで、交通だけでなく商業・宗教。軍事拠点であったわけだ。 戦国期の南千住の
『天王祭』 東京荒川区南千住の「素盞雄神社」(すさのおじんじゃ) 三年に一度の本祭りでしかおめにかかれない本社御輿。 重量千貫の神輿を、四間半(8.1m)の長柄二本(二天棒)で左右に振る『神輿振り』が有名です 昭和63年に千葉県行徳の御輿店で修繕された本社御輿は「船渡御(ふなとぎょ)」の古式にのっとって行徳から東京湾を経て隅田川を上り、神社に運び込まれた。 御輿渡御は昔から江戸有数の荒御輿として知られる。担ぎ棒は前後に二本だけの「二天棒」。渡御の途中でいったん止まって御輿を左右に激しく振る(もむ)のが特徴だ。 宮出しから翌日の宮入りまで、本社御輿は町屋、三河島、南千住・三ノ輪の三地区の氏子に順に担がれて勇壮に町内を練り歩く。 本社御輿を先導する直径六尺(1.8メートル)の超大太鼓。 太鼓の原木は普通、堅いケヤキが使われるが、直径「六尺」のものは入手が困難なため、中央アフリカ産のシタンやコク
千住大橋に行く前に大きな神社があった。「素盞雄神社」(すさ のおじんじゃ)である。 石を神として尊崇する信仰は全国各地に見られ、こちらの社も石 神信仰に基づく縁起を有する。延暦14年(795)、荊石が光を放ち 翁の姿をした二神(素盞雄命と事代主命)が現れて神託を告げる。 その石を「瑞光石」と呼ばれた。 この石がある周りを「古塚」と呼ばれたところから小塚原の地名 の由来にもなっている。この社は、その小塚原、三ノ輪、下谷通新 町、三河島、町屋など広域の地区の方々を氏子とする。 千住大橋架橋の際、この石の根が荒川まで延びていたため、橋脚 が打ち込めなかったという伝承も残っている。 境内には興味を引くものが数多くあり、再度訪れたい社であった。 (荒川区南千住6丁目60番地) 瑞光石
日本では、江戸時代の終わりまで神仏習合が普通でしたが、国学者や神道家が台頭してきて彼等にとって牛頭 天王は誠に疎ましく目障りなものであり神道こそ絶対であるとして神仏習合、本地垂じゃくを排撃する彼等にとって、 記紀の中で重要な位置にあるスサノオ尊と習合している牛頭天王は許しがたいものであった。 さらに「てんのう」と称することは「天皇」に対する重大ない称であり、大不敬と思われた。延喜式に記された由緒正 しい古社までが牛頭天王を祀っていることに憤激したのであった。 かくて、彼等は牛頭天王信長対策説なるものを考え出す。これらの神社は織田信長による社寺破壊の難を免れる ために織田氏が信仰篤い牛頭天王を祀っていると称しただけのもので、本意から牛頭天王を祀ったのではないと いう説を作り出したのである。 やがて、明治維新となる。国学者たちが拠った明治政府は王政復古、神武創業の始めに基ずく政
素盞雄神社(すさのおじんじゃ)は、東京都荒川区南千住にある神社である。地元では千住素盞雄神社や南千住素盞雄神社、お天王様(おてんのうさま)と呼ばれている。 荒川区南千住、三河島、町屋と台東区三ノ輪など61町にも及ぶ区域の総鎮守で、旧郷社。例祭「天王祭」は、都内でも珍しい二天棒の神輿で神輿振りをする事で知られている。 祭神[編集] 素盞雄大神(すさのおおおかみ) – 元は牛頭天王 飛鳥大神(あすかおおかみ) – 元は飛鳥権現 木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ) – 祭神が降臨した御神体である神影面瑞光荊石(しんえいめんずいこうけいせき)の代わり神 歴史[編集] 延暦14年(795年)4月8日の夜、役小角の弟子・黒珍(こくちん)が、「吾れは素盞雄大神・飛鳥大神なり。吾れを祀らば疫病を祓い福を増し、永く此の郷土を栄えしめん。」と御神託を授け、祭神の牛頭天王・飛鳥権現の二柱の神が降臨した小塚
この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 一次資料や記事主題の関係者による情報源に頼って書かれています。(2017年3月) 独自研究が含まれているおそれがあります。(2015年3月) 出典検索?: "八紘一宇" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL 八紘一宇(はっこういちう、旧字体:八紘一宇、英語: Eight crown cords, one roof)、または八紘為宇[1](はっこういう、旧字体:八紘爲宇)とは、「天下を一つの家のようにすること」または「全世界を一つの家にすること」を意味する語句であり[2]、「天皇総帝論」、「唯一の思想的原動力」等ともいう[3]。『日本書紀』の「八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむ」を、全世界を一つの家
東京スタジアム(とうきょうスタジアム)は、かつて東京都荒川区南千住にあった野球場。「東京球場」という通称でも呼ばれていた。 プロ野球・千葉ロッテマリーンズの前身にあたる毎日大映(後の東京、ロッテ)オリオンズが本拠地として使用していた。施設の運営管理は、かつてオリオンズのオーナー企業だった大映の関連子会社である株式会社東京スタジアムが行っていた。 1962年に開場したが、1972年限りで閉鎖。その後1977年に解体された。 歴史[編集] かつて東京スタジアムがあった荒川区南千住には、1879年に操業を開始した官営の千住製絨所があった。同工場は戦後は民間に払い下げられ、大和毛織が所有する生地工場となったが、1950年代に入ると業績が悪化。工業用水として使用していた井戸の枯渇や様々な規制、労使間争議の慢性化などによって経営難に陥り、1960年に閉鎖された。工場跡地の一部は名古屋鉄道が取得し、「明
千住製絨所(せんじゅせいじゅうしょ)は、かつて東京都荒川区南千住にあった官営の工場。明治新政府によって設立され、被服生地を製造していた。 歴史[編集] 製絨所時代の名残の煉瓦塀(現在は一部を除き撤去された) 井上省三胸像 明治維新から暫くの間、新政府の軍服・制服は輸入により賄われていた。外貨減少を抑えるためその国産化が必要であると感ぜられ、まず1875年(明治8年)9月、千葉県に牧羊場が設けられ羊毛の生産が開始された。同年中に被服製造技術を学ぶためドイツに派遣されていた旧長州藩士の井上省三の帰朝をもって1879年(明治12年)9月27日、東京・南千住にあった、ただ葦が茂り人家がぽつりとあるだけの広い荒地(現・荒川区南千住6丁目)に千住製絨所が完成、操業を開始した。 1883年(明治16年)12月29日、払暁地区で起こった火災で製絨所は主要設備をほとんど焼失した。井上は、この復興に超人的努力
驚きです!五條天神社の渡御取材で偶然出会った赤レンガ建物です。 聞けば関東大震災や東京大空襲にも潜り抜けてきた明治時代の赤煉瓦建築だとか。 上野黒門町の平日の夜だけ店が開くジャズが流れる隠れバーボンバーなのです。 店名も奮っています「ONCE UPON A TIMU」 直訳すると昔むかしです。 築140年の元は酒屋の倉庫として使われていた蔵をバーとし使われたのが30数年前、 古い建物を再利用する無名の歴史的遺産を孤軍奮闘で守り続けているのです。 東京都台東区上野1丁目3-3. 黒門町は、昔、八代目桂文楽師匠が住んでいた場所。黒門町の師匠と呼ばれ、 高座では「黒門町」の掛け声が・・・ 明治43年開校の黒門小学校だが関東大震災に遭い、 昭和5年に震災復興校舎として大正浪漫が色濃い現校舎が建築され構内に今だ防空壕が現存する。 台東区上野1-16-20
ニキビ、火傷、傷などに効果的なケロコートですが、通常版の15gタイプとお買い得な徳用ケロコート60gの両方だとどちらがお買い得を解説して行きたいと思います。stmx(ドクタートニー)の最安値ショップ情報もありますので、宜しければ参考にしてください。 続きを読む グラマーのプエラリアサプリメントでバストアップ
「和製ハンバーガー」といってよいのかどうか分からないが 『青木屋』の各種自家製フライをコッペパンに挟んだ惣菜 コッペパンは、商標登録してもよいと思えるほどに完成された ひとつの料理といえよう。 コッペパンにフライを挟んで出来上がり。 簡単この上ないレシピだ。 近所のスーパーでコッペパンを買い惣菜コーナーで買った コロッケやメンチなどのフライを挟み好きなソースをかけるだけ。 誰でも作ることができる。 だが『青木屋』の惣菜コッペパンサンドは誰にでも作れ そうでいて、どこにも真似のできない美味さがある。 シンプルであるが故に奥深い。 それが『青木屋』の惣菜コッペパンサンドなのだ。 『青木屋』は東京都荒川区南千住、都電荒川線・三ノ輪橋駅 近くの大通りからひとつ横に入った静かな通り沿いにある。 店舗は横に広く『青木屋』と書かれた看板や外観からは レトロ色が色濃く、相当の年季が感じられる。 店頭にある
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