民主党の藤末健三議員のブログ記事が話題だ。 特に以下の記述がいろいろと議論を巻き起こしているようだ。 最近のあまりにも株主を重視しすぎた風潮に喝を入れたいです。 今回の公開会社法にて、被雇用者をガバナンスに反映させることにより、労働分配率を上げる効果も期待できます。 公開会社法、民主党はこう考える | 民主党参議院議員 ふじすえ健三 確かに突っ込みどころの多い記述で、おなじみの池田信夫氏は自身のBlogで以下のように反論している。 藤末氏の話は1980年代に欧州で流行した「ステークホルダー資本主義」というやつだが、そんな流行はとっくに終わり、株主資本主義がもっとも効率的なガバナンスだというのがTiroleの結論である。 (中略) 労働者管理企業をめざす公開会社法は、日本をユーゴのような社会主義にし、株主の投資に労働者や他の雑多な「ステイクホルダー」がただ乗りすることを容易にして、ただでさえ