8月23日、米連邦準備理事会(FRB)はこれまで、新型コロナウイルスのデルタ変異株が拡大しても景気への影響は限られるとして、昨年導入した臨時の緩和政策を縮小する計画を示していた。ニューヨークで撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly) [ワシントン 23日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)はこれまで、新型コロナウイルスのデルタ変異株が拡大しても景気への影響は限られるとして、昨年導入した臨時の緩和政策を縮小する計画を示していた。ところが米カンザスシティー地区連銀が20日、ワイオミング州ジャクソンホールで27日に開く経済シンポジウムを対面方式からオンライン方式に切り替えると急遽発表し、デルタ株の脅威が鮮明となっている。