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Financeと国際に関するtohshindainokawaisaのブックマーク (60)

  • コラム:「何もしない」欧米中銀が抱える火種、脆弱セクターにリスクも

    欧米の中央銀行は、オランダ語で「何もしない」を意味する「ニクセン」を実践している。写真はFRB部。米首都ワシントンで2017年1月撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque) [ロンドン 21日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 欧米の中央銀行は、オランダ語で「何もしない」を意味する「ニクセン」を実践している。 ニクセンはストレス解消法として世界的な社会現象となっており、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長や欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁、イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁も取り入れるように見える。

    コラム:「何もしない」欧米中銀が抱える火種、脆弱セクターにリスクも
    tohshindainokawaisa
    tohshindainokawaisa 2024/02/28
    "金利は急上昇している。米国では2022年初め以降、政策金利が名目ベースで500ベーシスポイント(bp)引き上げられたが、キャピタル・エコノミクスの推計によると、実質金利は1000bp上昇"
  • 300兆円超える日米英欧の新規国債、相場脅かす-長期債に手を出すな

    昨年11月に入ったころ、債券トレーダーのチャットから突然「供給」という2文字が消えた。先進国の国債価格が連日急上昇し利回りが急落して投資家に待望の利益をもたらすと、財政赤字増大に対する不安は霧散した。 だが、いつまで続くのだろうか。米国と英国、ユーロ圏の各国政府は今後数週間で、かつてない勢いで国債を発行するだろう。 ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の推計によると、以前は考えられなかったような膨れ上がった財政赤字を抱えるこれらの国々は、日と共に2024年の歳出計画を賄うために正味で2兆1000億ドル(約304兆円)の新規国債を発行する予定だ。これは前年比で7%の増加になる。 ほとんどの中央銀行が経済成長促進のための国債買い入れをやめたため、各国政府は世界中の投資家からより多くの注文を引き出す必要がある。そのためには、利回りが上がることが必要だ。 昨年の夏にフィッチ・レーティングスが

    300兆円超える日米英欧の新規国債、相場脅かす-長期債に手を出すな
    tohshindainokawaisa
    tohshindainokawaisa 2024/01/11
    "来年これらの利上げが巻き戻され始めたとしても、過去20年間の大半を占めたゼロ金利時代に戻る可能性はほとんどない"
  • コラム:米債務上限問題、日本にも波及しかねない2つのリスク

    東京市場にとって「対岸の火事」と見られていた米債務上限問題の雲行きが怪しくなってきた。写真はイメージ。2017年6月撮影(2023年 ロイター/Thomas White) [東京 11日 ロイター] - 東京市場にとって「対岸の火事」と見られていた米債務上限問題の雲行きが怪しくなってきた。6月1日のタイムリミットまでにバイデン米大統領と共和党との間に妥協が生まれる余地が小さく、債務不履行(デフォルト)の可能性が高まっている。 さらに事態を悪化させているのは、デフォルトを機に米国内の預金者や個人投資家が動揺して米地銀の預金流出問題と商業用不動産を対象にした投資ファンドの解約問題という2つのリスクが浮上して、金融不安を引き起こす懸念があることだ。

    コラム:米債務上限問題、日本にも波及しかねない2つのリスク
    tohshindainokawaisa
    tohshindainokawaisa 2023/05/13
    "事態が全米の預金者に知れ渡った場合、デジタルバンクランの対象に大手銀が含まれる──というのが、米金融当局にとって最悪のシナリオ"
  • コラム:上昇続くユーロ円に潜むリスク、年後半に一転下落も=尾河眞樹氏

    2023年4月25日、ユーロ円は14年12月以来、約8年5カ月ぶりとなる148円62銭の高値を付けた。このところ、欧州中銀(ECB)高官からタカ派的な発言が続いていることが背景にある。尾河眞樹氏のコラム。2017年撮影(2023年 ロイター/Benoit Tessier

    コラム:上昇続くユーロ円に潜むリスク、年後半に一転下落も=尾河眞樹氏
    tohshindainokawaisa
    tohshindainokawaisa 2023/04/28
    "ユーロ円で見た時には、年末の頃には少なくとも先述した今年3月の安値(138円83銭)は、大きく下回っていると予想"
  • 2023年の展望:変調きたすドル高の構図、高まる円高リスク=高島修氏

    2022年10月に152円に迫ったドル/円は、インフレ鎮静化を示唆する米消費者物価指数(CPI)発表を受けて11月に急落した。写真は2013年2月、都内で撮影(2023年 ロイター/Shohei Miyano) [東京 2日] - 2022年10月に152円に迫ったドル/円は、インフレ鎮静化を示唆する米消費者物価指数(CPI)発表を受けて11月に急落した。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペースが緩むとの期待が市場では台頭。米金利が低下し、2022年のドル高・円安をけん引してきた日米金利差が縮小に転じたことがドル/円反落を促した。

    2023年の展望:変調きたすドル高の構図、高まる円高リスク=高島修氏
    tohshindainokawaisa
    tohshindainokawaisa 2023/01/06
    "米金利上昇に対する米ドル高で反応する感応度は次第に低下し、むしろ米金利低下に対して米ドル安で反応する感応度が上がっていくのではないか"
  • コラム:「日銀ショック」で浮上、来年の世界的流動性リスク

    12月20日、来年は米国の景気が軟着陸し、インフレと金利がピークを超えることで世界市場が落ち着くと期待していた向きは、日銀が20日に実施した「ショッキングなピボット」(政策転換)によって再考を迫られるかもしれない。写真は同日、都内の日銀店で記者会見する黒田東彦総裁(2022年 時事通信) [オーランド(米フロリダ州) 20日 ロイター] - 来年は米国の景気が軟着陸し、インフレと金利がピークを超えることで世界市場が落ち着くと期待していた向きは、日銀が20日に実施した「ショッキングなピボット」(政策転換)によって再考を迫られるかもしれない。 世界の中銀の中で最もハト派の日銀が、金融システムから流動性を吸収し始めるまでには、まだ距離がある。しかし、「イールドカーブコントロール」を修正し、長期金利の水準を実質的に2倍に引き上げる今回の決定により、日銀がいずれ流動性拡大を中止する可能性が視界に入

    コラム:「日銀ショック」で浮上、来年の世界的流動性リスク
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    tohshindainokawaisa 2022/12/21
    “G10調査責任者、スティーブ・イングランダー氏は「2023年の第1部は困難に満ちているかもしれない。主要3中銀の金融引き締めと流動性吸収が、資産の価格決定を支配する可能性がある」と予想”
  • コラム:高インフレ長期化ならFFレート5%台も、激変する投資環境=藤戸則弘氏

    [東京 12日] - 世界的な高インフレは、長期化するリスクが高まっているように思える。「OPEC(石油輸出国機構)プラス」は、11月から日量で200万バレルの減産を決定したが、減産規模としては2020年のコロナ・ショックに対応した大幅減産以来だ。 すでにサウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は8月時点で「原油先物市場の極端なボラティリティと流動性の欠如が、原油価格をファンダメンタルズから一段と逸脱させつつある」とし、「OPECプラスは減産の行動をとる可能性がある」と警告を発していた。それが具現化したことになる。

    コラム:高インフレ長期化ならFFレート5%台も、激変する投資環境=藤戸則弘氏
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    tohshindainokawaisa 2022/10/12
    “少なくともFRBの利上げ継続中は、甘い「希望的観測」がパフォーマンスの劣化に直結する恐れがあることを認識すべき”
  • コラム:ドル高調整の現実味、85年と異なる円も含めた内外環境=唐鎌大輔氏

    ドル高相場の調整を警戒するムードがにわかに強まっている。写真はドルと円紙幣。9月23日撮影(2022年 ロイター/Florence Lo/Illustration) [東京 12日] - ドル高相場の調整を警戒するムードがにわかに強まっている。24年ぶりの為替介入を強いられた日が象徴的な例だが、世界経済がドル高の副作用を感じ始めているのは事実であり、一部報道では「11月の20カ国・地域(G20)首脳会議でドル高是正の国際協調があるかもしれない」といった観測も見られている。

    コラム:ドル高調整の現実味、85年と異なる円も含めた内外環境=唐鎌大輔氏
    tohshindainokawaisa
    tohshindainokawaisa 2022/10/12
    “プラザ合意という人為的な調整が主因であり、力づくでドルを下落させたに過ぎない。「インフレだからいつか自然に下落する」ということはなく、やはり当局による相応のアクションが必要”
  • コラム:「安いマネー」に終止符、露呈する世界の債務問題

    2008年の世界金融危機は、過剰債務の危険を世界に教えたはずだった。しかしその後、債務は膨れあがった。写真はワルシャワで2011年1月撮影(2022年 ロイター/Kacper Pempel) [ロンドン 3日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 2008年の世界金融危機は、過剰債務の危険を世界に教えたはずだった。しかしその後、債務は膨れあがった。国際通貨基金(IMF)によると、2007年時点で世界の総生産(GDP)に対する政府、企業、家計債務の比率は195%だったが、2020年末には256%に達している。 世界はこの債務の山を支えるのが難しくなってきた。インフレ抑制のために金利は上昇し、新型コロナウイルスのパンデミックとエネルギー危機で成長は打撃を受け、投資家はリスク回避志向を強めているからだ。このことは、とりわけ欧州、中国、「グローバルサウス(南の発展途上国)」の経済を締め付け、

    コラム:「安いマネー」に終止符、露呈する世界の債務問題
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    tohshindainokawaisa 2022/10/06
    "「ドルはわが国の通貨だが、あなたがたの問題だ」と述べてから50年余り。この格言が再び当てはまる時代が訪れた"
  • コラム:米株と債券共倒れ、金利上昇と景気後退で投資家に逃げ場なし

    6月13日、インフレと経済データは、投資家に「安全な場所へ逃げ込め」と大声で叫んでいる。写真はニューヨーク証券取引所のトレーダー(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

    コラム:米株と債券共倒れ、金利上昇と景気後退で投資家に逃げ場なし
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    tohshindainokawaisa 2022/06/14
    "「窮地」という言葉は控えめ過ぎるかもしれない。今年の市場は異常なまでにFRBの政策金利見通しについて修正を迫られ、無傷で済む資産クラスや金融市場は、ほぼ皆無だろうというのが率直なところ"
  • コラム:インフレ時代の防衛策、新興国通貨が意外な効果

    6月9日、先進国の金利は今後数年間、インフレ率を下回る水準で推移しそうな情勢だ。2015年9月、ブラジル・リオデジャネイロで撮影(2022年 ロイター/Ricardo Moraes) [ロンドン 9日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 先進国の金利は今後数年間、インフレ率を下回る水準で推移しそうな情勢だ。こうした長期にわたる「金融抑圧」(中央銀行の大規模緩和で実質金利をマイナスに維持する政策)は、この数十年間に蓄積した過剰債務の返済に役立つはずだ。しかし先進国内の貯蓄者は、スイスなど海外の伝統的逃避先に資金を動かさない限り、「インフレ税」を支払うことになる。今回の局面では、インフレの被害から投資家を守る上で新興国通貨が思いがけない役割を果たすかもしれない。 1970年代に欧米の金利はインフレ率に連動して上昇。為替市場では最も健全な金融政策を採る国が報われた。スイスフランやドイツ

    コラム:インフレ時代の防衛策、新興国通貨が意外な効果
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    tohshindainokawaisa 2022/06/11
    "新興国は今では海外借り入れへの依存度が低く、必要な資金を国内市場で調達することができるようになっている"
  • アングル:経済減速の兆候で利上げの手緩むか、米英短期市場が調整

    中央銀行が経済指標の悪化を受けて、利上げ積極化の手をゆるめるかもしれないーー。米英の短期金融市場は今、こうした観測を強め、利上げでそれぞれ達する政策金利の上限予想を引き下げている。写真は米連邦準備理事会(FRB)の前を走る人。2018年8月、ワシントンで撮影(2022年 ロイター/Chris Wattie) [ロンドン 27日 ロイター] - 中央銀行が経済指標の悪化を受けて、利上げ積極化の手をゆるめるかもしれないーー。米英の短期金融市場は今、こうした観測を強め、利上げでそれぞれ達する政策金利の上限予想を引き下げている。 短期金融市場ではこの3週間で、米連邦準備理事会(FRB)が50ベーシスポイント(bp)幅で利上げするとの見方が後退。フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標の上限は来年6月に3%と見なす形になっている。今回の米引き締め局面の合計利上げ幅予想は5月初め時点の予想255bp

    アングル:経済減速の兆候で利上げの手緩むか、米英短期市場が調整
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    tohshindainokawaisa 2022/05/31
    "金融環境が引き締まって株式市場が20%下がるような時には、FRBが利上げの手を緩めて株価に助け船を出してくれると市場は今なお信じている"
  • コラム:テーパリングに伴う利回り上昇、海外投資家の買いが抑制か

    [オーランド(米フロリダ州) 20日 ロイター] - 国債は中央銀行の買い入れ縮小(テーパリング)で利回りが上がるというのが従来の常識だ。しかし米国と英国の最近の国債入札状況を見ると、市場の需給ギャップを海外投資家が埋めようとしている。 米国、英国、日、ユーロ圏の「G4」経済圏の中央銀行の中では、米連邦準備理事会(FRB)とイングランド銀行(英中銀、BOE)が最初に巨額の金融刺激策の段階的巻き戻しに踏み切り、おそらく最後には市場に債券を売り戻して国債利回りに上昇圧力をかけることになるだろう。

    コラム:テーパリングに伴う利回り上昇、海外投資家の買いが抑制か
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    tohshindainokawaisa 2021/08/26
    "1.25%という名目利回りは海外の買い手にとっては魅力的だ。0.55%という英国の水準でさえ、指標となる10年債利回りがそれぞれ0%、マイナス0.5%の日本やユーロ圏の投資家を引き付ける"
  • アングル:債券市場が予告するスタグフレーション、懐疑の目も

    8月5日、債券市場の値動きを素直に受け止めれば、新型コロナウイルスのパンデミック後の世界はインフレと低成長が同居する「スタグフレーション」だと定義されよう。だがこうした忌まわしいシナリオは、堅調な経済データや、最高値圏で推移する株価が示唆する景気回復と矛盾する。7月、ニューヨーク証券取引所で撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly) [5日 ロイター] - 債券市場の値動きを素直に受け止めれば、新型コロナウイルスのパンデミック後の世界はインフレと低成長が同居する「スタグフレーション」だと定義されよう。だがこうした忌まわしいシナリオは、堅調な経済データや、最高値圏で推移する株価が示唆する景気回復と矛盾する。 一体なぜスタグフレーション到来を債券市場が予告しているのかは謎だらけで、多くの投資家は信用していない。むしろ彼らの見方では、中央銀行の債券市場に対する「統制」がいかに強力で、

    アングル:債券市場が予告するスタグフレーション、懐疑の目も
    tohshindainokawaisa
    tohshindainokawaisa 2021/08/07
    “「債券市場が、ある種のスタグフレーションを織り込みつつあることをほのめかしているのはほぼ間違いない」と指摘。物価上昇率が高止まりし、名目利回りが低下し続けると債券市場が想定しているように見える”
  • アングル:米長期金利、再び上昇して2%到達との予想がなお市場の大勢

    ロイターが取材した資金運用担当者や銀行関係者23人のうち15人は、米10年債利回りは2%に向けてまた上がるというのが基シナリオだと回答した。写真はイメージ。2017年6月撮影(2021年 ロイター/Thomas White) [ロンドン 27日 ロイター] - 米10年国債利回りの2%到達に賭けることに引き続き何の迷いもない――。多くのアナリストや投資家はこう断言し、年末にかけて利回りが再び上昇に転じると見込んでいる。ただ他の資産に混乱は広がらないだろうという。 米国債市場は、米国をはじめ世界全体の経済状況を映し出す重要な指標の1つであるだけでなく、国際金融資市場の借り入れコストの目安となるため、最近の10年債利回り急低下(価格急騰)は驚がくをもたらした。 利回りを押し下げた主な要因は、景気回復が頭打ちになった上に、幾つかの中銀が新型コロナウイルス対応の大規模緩和を拙速に巻き戻し始めた

    アングル:米長期金利、再び上昇して2%到達との予想がなお市場の大勢
    tohshindainokawaisa
    tohshindainokawaisa 2021/07/28
    “利回りを押し下げた主な要因は、景気回復が頭打ちになった上に、幾つかの中銀が新型コロナウイルス対応の大規模緩和を拙速に巻き戻し始めたのではないかとの懸念だ”
  • コラム:初の国際法人課税合意、抜け道修正へ改革スタート

    7月1日、 130人の集会の議事運営でさえ苦労するのだから、同じ数の政府を国際的な法人課税ルール強化に向けた話し合いで合意に導いたというのは、実に驚くべき偉業だ。写真は各国紙幣。2017年6月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic) [ロンドン 1日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 130人の集会の議事運営でさえ苦労するのだから、同じ数の政府を国際的な法人課税ルール強化に向けた話し合いで合意に導いたというのは、実に驚くべき偉業だ。署名した国・地域が世界の総生産の9割強を占めるこの合意は、幾つかの欠点があるとしても、成立を祝福する価値が十分にある。

    コラム:初の国際法人課税合意、抜け道修正へ改革スタート
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    tohshindainokawaisa 2021/07/02
    “売上高や利益率の基準が7年後に引き下げられる予定で、人口が多い低所得国の税収増につながる。現段階の国際課税ルール強化案は不完全であるものの、世界的な改革はこれで終わりでなく、始まったばかり”
  • アングル:タックスヘイブンの英領「宝島」、G7合意で危機に

    6月7日、バミューダ諸島やバージン諸島など、課税逃れに使われてきた英領の「宝島」群が過去半世紀で最大の危機に瀕している。ケイマン諸島・ジョージタウンで2010年4月撮影(2021年 ロイター/Gary Hershorn) [ロンドン 7日 ロイター] - バミューダ諸島やバージン諸島など、課税逃れに使われてきた英領の「宝島」群が過去半世紀で最大の危機に瀕している。主要7カ国(G7)の財務相会合が、課税逃れ防止の国際ルールで合意したためだ。 大英帝国の名残であるこうした島々は、富裕な中国政府関係者やロシアの新興財閥、西側企業、ヘッジファンドなどにより、納税額を減らす、あるいは完全に秘密を守るためのタックスヘイブン(租税回避地)として活用されてきた。

    アングル:タックスヘイブンの英領「宝島」、G7合意で危機に
  • コラム:見えてきた「金利上昇でドル高」の限界、ディスインフレの厚い壁=上野泰也氏

    日米欧の中央銀行はいずれも金融緩和姿勢を堅持し、引き締めにはまだまだ動きそうにないことが、3月の一連の会合を経て、改めて確認された。このことから考えて、主要3通貨の為替相場が金利動向を主な材料にして、いずれか一方向に大きく動いていくのは、しばらく難しそうである。上野泰也氏のコラム。写真はソウルで2011年9月撮影(2021年 ロイター/Lee Jae-Won) [東京 24日] - 日米欧の中央銀行はいずれも金融緩和姿勢を堅持し、引き締めにはまだまだ動きそうにないことが、3月の一連の会合を経て、改めて確認された。このことから考えて、主要3通貨の為替相場が金利動向を主な材料にして、いずれか一方向に大きく動いていくのは、しばらく難しそうである。 ドル/円相場は、米長期金利の急上昇(日米金利差の急拡大)を原動力にして、3月15日に一時109.36円になった。だが、大きな節目である110円をトライ

    コラム:見えてきた「金利上昇でドル高」の限界、ディスインフレの厚い壁=上野泰也氏
    tohshindainokawaisa
    tohshindainokawaisa 2021/03/24
    "市場が織り込んだ早期利上げ観測をこれまで以上に強く否定するメッセージを発信したり、長期・超長期ゾーンの金利上昇を押さえ込む目的で「ツイストオペ」の議論を始めたりする"
  • ブラックロック、投資先に「自然資本」のリスク管理や情報開示要求

    3月18日、資産運用世界最大手のブラックロックは、水や森林などの「自然資」に依存する企業や自然生息地に影響を及ぼす企業に対し、森林破壊を行わない方針や生物多様性に関する戦略を公表するよう求めた。写真は都内で2016年10月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai) [ロンドン/リスボン 18日 ロイター] - 資産運用世界最大手のブラックロックは18日、水や森林などの「自然資」に依存する企業や自然生息地に影響を及ぼす企業に対し、森林破壊を行わない方針や生物多様性に関する戦略を公表するよう求めた。

    ブラックロック、投資先に「自然資本」のリスク管理や情報開示要求
    tohshindainokawaisa
    tohshindainokawaisa 2021/03/18
    "ブラックロックは18日、水や森林などの「自然資本」に依存する企業や自然生息地に影響を及ぼす企業に対し、森林破壊を行わない方針や生物多様性に関する戦略を公表するよう求めた"
  • 米利回り上昇でドル高、来週のFOMCに注目=NY外為

    ニューヨーク外為市場では、米国債利回りが再び上向いていることを受け、ドルが上昇した。写真は2015年、ワシントンで撮影された米紙幣(2021年 ロイター/Gary Cameron/File Photo) [ニューヨーク 12日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、米国債利回りが再び上向いていることを受け、ドルが上昇した。国債利回り上昇に何らかの言及があるか、16─17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まっている。 市場ではこのところ、消費需要が積み上がっている中で大規模な景気支援策が実施され、インフレが高進するとの懸念が出ている。こうした中、労働省が朝方発表した2月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.5%上昇。前年同月比では2.8%上昇し、2018年10月以来、2年4カ月ぶりの大幅な伸びとなった。

    米利回り上昇でドル高、来週のFOMCに注目=NY外為