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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (41)

  • 先祖返りしたMastodonと、Webという楽園追放の物語 - 雑種路線でいこう

    Mastodonが流行り、さくらのクラウドが馬鹿売れしてると聞いて、そんなこともあるのかと驚いた。世間ではp2pといわれるけどMastodon自体は典型的なサーバーだ。昔ながらのクラサバと違うのは他のインスタンスと連携するサーバーだという点だ。id:shi3zはそれをp2p2eといってるけど珍しいトポロジではなくて、みんなも普段から使っているインターネット自体の経路制御とか、名前解決のDNSとか、電子メールのSMTPとか、インターネット上の仕組みはそういう風に設計されてきたし、だから分散システムと呼べたのである。 僕はMastodonをP2P(+Edge)だと思っている。こんな用語は聴いたことないが、P2P2Eと略しても良い。 んで、P2P2Eとはどういうことかというと、少数のサーバント(server + client)が相互に対等な関係を保ちながら、各サーヴァントに対してエッジ(端末)が

    先祖返りしたMastodonと、Webという楽園追放の物語 - 雑種路線でいこう
    tokada
    tokada 2017/04/25
  • ガラパゴス再考 - 雑種路線でいこう

    あんまりガラパゴス・ガラパゴスと卑下していると、じきにエクアドルから外務省宛に抗議がないか心配だ。それに日のICT業界が置かれている現状をガラパゴスに喩えるのはあまり正確ではない。日のメーカーも以前から海外を意識しているし、その上で今の姿を選び取っているのだろう。日は決して陸の孤島ではないし、未来をそう悲観したものでもない。 日IT産業のいわゆる「ガラパゴス化」現象を逆手にとり,日の先進性を世界に発信するチャンスと捉える「超ガラパゴス戦略」を検討する。(略) 2009年4月10日に開催した設立発表会で,委員長の夏野剛氏は(略)超ガラパゴス戦略について「ガラパゴス化という言葉は悪いイメージで語られているが,例えば任天堂のゲーム機『Wii』はガラパゴスそのものだ。特異な進化は差別化の源でもあり,特異に競争力がある可能性がある。良いものは世界で競争力がつくように,何が必要かを考えたい

    ガラパゴス再考 - 雑種路線でいこう
  • 超ガラパゴス以前に押さえておくべき戦後IT技術史 - 雑種路線でいこう

    どうせ政治的に大盤振る舞いする必要に迫られているんだから、ベストを尽くすしかないよね。答えを持っている訳じゃないけれども、大まかな戦後IT技術史に対する視座を踏まえた上で少しでも有効な使い道に頭を絞ってはどうか。これまでの政府が充分に合理的であれば、財政出動で成長率を回復させることは難しいけれども、欧米だって技術開発を市場任せって訳でもないし、特に戦後日政治的に避けてきた領域や、規制や利権で手付かずとなっている領域を中心に、投資機会は残っている気がする。 一時的な財政支出拡大の効果は一時的な所得拡大であり,景気の落ち込みを部分的に相殺することが目的だ。喩えるならば,痛み止めである。景気の回復は民間の自律的な成長によってもたらされる。ところが,財政出動に積極的な政治家は,財政出動で成長率が回復すると信じているようである。 誰が技術開発を牽引するのか 米国コンピュータ産業の牽引車は防衛・宇

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  • ITの6年前、そして6年後 - 雑種路線でいこう

    明日ちょっと2015年を目処とした将来像とか話すんで頭の整理をしている。2015年って遠い先のようで、たったの6年後。6年で何ができるだろうと考える前に6年前を思い起こすと、ちょうど今の会社に転職して製品マネージャとしてサーバー製品の立ち上げでドサ周りとかやってたっけ。あれから6年も経ったのだから歳をった訳だ。 この6年を振り返ると意外とFTTHとか3.5Gは普及して、公衆無線LANは駄目だったが無線LANはDSのお陰で大衆化した。音声ARPUは快調に減っているが、IP電話は前評判ほど破壊的じゃなかった。AV系ホームネットワークは流行らなかったが、1万円台のHPのインクジェットプリンタにまで無線LANチップが載っている。CPUのクロックが2〜3GHzで頭打ちして、ノートPCに載せるメモリは2GBで頭打ちして、けどフラッシュメモリは劇的に値崩れ。未だに店頭でWindows XPをプレインス

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  • シューカツ中の君へ - 雑種路線でいこう

    文化系トークラジオLifeの「第二ロスジェネ?就職氷河期の生き方」を聴き終えた。そういえば先月IVSのあと宮崎市街で鳥刺しをいつつ百年の孤独を飲んでいたら、珍しく妹から電話があって、就職活動の相談に乗ってほしいという。もうそんな歳かよと驚いたのだが、よくよく考えると就職氷河期ど真ん中の時期に大学2年でネットベンチャーに飛び込み、今の会社への転職もすんなり決まった自分としては、アドバイスできることなんて何もない。だいたいシューカツなんてやったことないんだから。 僕の話なんか聴くより、似たような境遇の先輩の話を聴けば、とアドバイスしようとしたが、彼ら空前の売り手市場だったんだよね。そういう意味じゃ先輩の話も参考にならない。いまは空前の不景気だからな。さーて何をアドバイスしようか迷った。結局あまり何も考えずに飲みに誘って話を聴くと、IT系はどうだろー、とか聞いてくる。あと、受けようとしているの

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    tokada
    tokada 2008/12/10
  • ポメラすごいよポメラ - 雑種路線でいこう

    ポメラすごいよポメラ。1ファイル8000文字まで、記憶容量は96KBとか、15年前のワープロ専用機以下ジャン、みたいなスペックなのに売れてる。オレンジが格好よかったんでヨドバシとかビックで買おうとしたんだけど品切れ。ホワイトだけヨドバシで見つけたけど、やっぱオレンジでしょー以前に頭を冷やせよって見送り。片やDellとか1.6GHzのMPUに16GBのSSDが載ったネットブックを4万円台で売っていて、その半額ったって商品価値としてムーアの法則とか全力で逆行してるよなあ、と感心。で、ヨドバシでポメラを気にしていたのが昔HP95LXとかPalm Pilot日語化してたでしょー、みたいな超オタクばっかりで一瞬ドン引きしたけどね。あと、パソコン売り場のひとがポメラを知らない。ヨドバシもビックも電子辞書売り場に置いてて、さくらやはパソコン周辺機器売り場だった。あの値段なら文房具売り場でも売れるな。

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    tokada
    tokada 2008/11/13
    "使途から逆算して割り切った仕様を引く、全く新しい市場を切り開くって、本当にすごいよなー、と尊敬する訳です。"
  • クラウドを追うべきか - 雑種路線でいこう

    クラウドについて楽天の研究所が追っかけていることは広く知られているが、他社の動きが見えない。何度か大手ベンダーに聞いてみたが、単価の高いサーバーが売れなくなるミドルウェアは経営層の受けが悪い、せめて最初から顧客がついていれば企画の通しようがあるのだが、といった反応だった。この点メインフレームや半導体の資産を持たず、あまり深く考えずにトレンドを追う中国の方がクラウド関連ミドルウェアの開発で日よりキャッチアップが早いかも知れない。 海外ベンダーのクラウド・ソリューションが認知され、既存顧客からせっつかれた段階で日ITベンダが慌てて追っかけても手遅れではないか。他社からミドルウェアを買うか、Hadoopのようなオープンソースでお茶を濁すのだろうか。卑近なところで検索各社が数GBの検索つきメールサービスを無償で提供する一方、日のISPが有償で100MBとかのメールを提供している現状とか考え

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    tokada
    tokada 2008/09/10
  • ニッポンのSIが置かれている隘路と展望 - 雑種路線でいこう

    まあ別に給与水準が下がれば転職すればいいし、それが産業のダイナミズムって気もするんだけど。ニッポンのSI業界が置かれている隘路って1990年代以降オープン化でハードの利鞘を稼げなくなったところに、開発生産性の劇的な向上と技術サイクルの短期化で生産性格差が劇的に拡大し、プロジェクトの失敗リスクが増大したことにある。かかる環境変化で、以前から潜在的な問題であった系列取引、重層的下請け構造、人月商法、人材の低い専門性といった課題がリスク要因として浮き彫りになった。 ブランド力が通用しない市場は、自然と価格競争になるわけですが、今のSIerは、どこも同じような重量級の開発プロセスだから、開発プロセスでは差がつかない。後は、下請けの単価を下げるか、自分たちの給料を下げるかになってしまいます。 つまり、SIerの給与水準は、今後少しずつ下がっていく。負けているわけじゃないけど、ジリ貧みたいな。 残念な

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    tokada
    tokada 2008/09/03
  • プログラミング・ファースト開発は日本の情報サービス産業を救う銀の弾丸か - 雑種路線でいこう

    プログラミング・ファースト開発というと新しげに聞こえるけど、パッケージソフトの世界じゃ普通だよね。例えばWindowsとか多くのパッケージ製品に、SIに於ける厳密な意味での詳細設計書があるかは疑問。LinuxやApacheも然りでしょ。「全部内製で、自分たちで最初から最後まで開発する」結果として、顧客が望むものを手に入れられるかはケース・バイ・ケース。お仕着せでつくるなら売り先を増やして単価を下げた方がWin-Winだし。 日のSI業界の多重下請け構造をなくすためには、新しいビジネスモデルが必要なのです。 この新しいビジネスモデルこそ、「プログラミングファースト開発をするSIer」だと思っています。全部内製で、自分たちで最初から最後まで開発するSIer。 ユーザから見るとこれまでより早く、コストが安く、自分たちの思ったものが手に入る。 日市場でもいくつかパッケージソフトベンダが生き残っ

    プログラミング・ファースト開発は日本の情報サービス産業を救う銀の弾丸か - 雑種路線でいこう
    tokada
    tokada 2008/08/29
    人月単位の契約→生産性向上するとむしろ利益が悪化→人数で利益を増やす
  • 魔法は優れた技術の追憶かも知れず - 雑種路線でいこう

    リアルな空間にタグをつけて撮影を妨げる様を想像して「それって何て結界」とか考える。コマンドって呪文だし、ストビューに対するタグによる結界とか、当に意味のある「おまじない」が増えてくるのかな。もし昔の迷信が、実際そういった符号を解釈する系を持つ文明があった時代の名残だったとしたら。。。 過去の文明はともかく逆を考えたとき、例えば複雑なサプライチェーンに依存した現代のIT技術が、自然災害や戦争、石油枯渇で文明としては継承されず、けれども種としての人類が生き残ったときに、紙に印刷されたプログラミング言語の教科書とか、メインフレームやパソコンの残骸を発見した未来の文明は、過去の文明がコンピュータを持っていたという記憶を迷信と嗤い、宗教とか呪術の一種と解釈しても不思議ではない気もする。 AR技術を世に問うときも新しいジャーゴンを量産するよりは、魔法のメタファーをうまく活用した方が直感的で分かりやす

    魔法は優れた技術の追憶かも知れず - 雑種路線でいこう
  • 20年後の通信技術とか - 雑種路線でいこう

    20年後といえば僕は51歳で、下の子がストレートなら学部を卒業して就職が決まってるかも知れない時期か。2038年問題、、、とか書いたけど、これは30年後だね。30年後にはCを扱える組込系プログラマが2000年問題の時のCobolプログラマのように方々で駆り出されてコードレビューとかやるんだろうか。 20年前といったら1988年、僕は11歳でEPSONのワープロで独自フロッピーとか50音キーボードを使ってた。調べてみるとHTMLはなかったけれどSGMLはあったし、TCP/IPもEthernetもあったんだね。ちょうどWIDEができた年か。 20年後、 HTMLは残っているか HTTPは残っているか TCP/IP は残っているか 上にレイヤーが追加されるか 下のレイヤーから入れ替わるか どういう時代が来るんだろうか、そのとき僕は 46 歳。 下のレイヤーが入れ替わるかって、10GbEの仕様とか

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  • 著作権 - 変革の予感 - 雑種路線でいこう

    ダビング10の先送りでも感じたが、ここ数年で著作権の話は大きく動きそうな気配だ。こういう官僚主導の業者行政では動かせないところこそ議員立法に向いている。ネット権について議員立法の動きがあるらしく、それが最適解かは別として、是非いろいろな動きが出てくると面白いな、と。 資源のない日では、人々の知恵を最大限に活用して生きるしかない。それなのに、検索エンジンも動画サイトも、中国韓国にさえ抜かれている。日人に技術力がないわけではないのに、法律がイノベーションを阻害している。私たちが子孫に残せるのは、せめてこういうひどい制度を手直しして、彼らが新しいビジネスに挑戦できる社会にすることだ。 著作権法 作者: 中山信弘出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2007/10/15メディア: 単行購入: 4人 クリック: 177回この商品を含むブログ (65件) を見る

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  • 情報サービス産業から日本は変わるかも - 雑種路線でいこう

    確かにid:shi3zの指摘するように、他産業と比べてITって変化と可能性に満ちていて、若いうちから活躍できる機会があるよね。少なくとも20代30代でこれほど論客のいる業界って、あまりないんじゃないかな。だから逆に他の業界なら当たり前過ぎてスルーしてしまいそうな重鎮の発言でもブログで議論になるし、SIという括りではドメスティックでも、常に海外を意識した業界分析が行われ、パッケージやSaaSなど周辺領域では海外ベンダとの競合も活発で、誰もが危機感を持っている。 生産性の低さはITに限らずサービス産業全般の問題だけれども、ITほど業界が問題を自覚して変わらなきゃと議論されている産業は少ないのではないか。それは若い参加者が比較的多く、会社の官僚機構の外側から発言できる人々が少なからずいること、彼らの情報発信力が強いこと、常に海外との比較も絡めて議論されることなどが背景にある。 一般に情報サービス

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    tokada 2008/06/05
  • SI業界もネット業界も世界に打って出られない理由 - 雑種路線でいこう

    のSI業界を垣間みて絶望して逃げ出して、業界を外から捉え直して5年ちょっとになる。日のソフトウェア産業とかSI業界が世界に出て行けない要因は気合いとか技術力ではなく産業構造や規制に起因していることが分かったし、日でトップに立った会社が世界に出て成功するかというと難しいと感じている。梅田さんはネットならまだ勝負がついていないから頑張れるというが、僕はメタレベルの問題を考えるとネットも駄目だろうなと諦めつつある。 米国にはSI業界ってあまりなくてコンサルティングとかプロフェッショナル・サービスに分かれているのに対し、欧州では日的なSIerが結構あって、富士通サービスなど日勢も頑張っている。この違いはどの辺からきているかというと、結局のところ雇用流動性だ。米国では要らない社員をいつでも切れるから、プロジェクトの中核には技術を分かった人間をインハウスで採る。そういう連中を必要に応じて雇

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    tokada 2008/05/16
  • 新卒と中途、大企業と中小企業 - 雑種路線でいこう

    まあ僕のアドバイスは僕が今いる会社に入る場合の話で、今の社長だって昨年入社したばかりだし、中途で入ったからといってガラスの天井はない。というか入ってから急激に出世するのは難しく、最初に如何に自分を高く売るかが大事だったりする。これは外資系で一般的な傾向ではないか。 風の噂で聞くところでは、社だと優秀な奴は入社時のポジションが低くてもメキメキ出世できるようで、高速道路を爆走したい奴は太平洋を渡るに限る。もちろんハイリスク・ハイリターンだから、覚悟のある奴はお好きにどうぞという世界だが。 大学2年で前の会社に入った時も中途採用だったので、新卒がどんな風に手取り足取り教育されるのか知らないし、大企業に入ったら基礎教育がしっかりしているというコトバは眉唾で受け取る。往年のDECやIBMはいざしらず、ちゃんとした基礎教育をやっている会社なんて今時あるんだろうか。 どんな組織でも自分から学ぶ意識があ

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    tokada
    tokada 2008/05/09
  • ブログタイトルの変更について - 雑種路線でいこう

    このブログは2005年末まで「さまざまな憂とわたし」というタイトルで書いていて、一瞬「何かの徴し」にしたんだが宗教じみていたのが気に入らず、すぐに「雑種路線でいこう」としたのだった。はてブで確認した。契機となったマイミクの日記があったはずだが探しても見当たらない。確か来年の抱負みたいな内容で、物事を前向きに捉えていこうといった内容だった。 実際的には、エントリというエクリチュールじゃなくて、誰という人の問題になる。 私はブログというのは、人よりエクリチュールだと思うのだけど、というのがあるかな。 そのあたり、なんか、このかたに限らないのだけど、僕は、匿名とか実名以前になんか抵抗あるな。 匿名実名より、ブログのタイトルを変えるスタンスというのがどうも受けいれにくい。 もともと僕は考えるといつも皮相的に物事をみてしまうことがあるが、もうちょっとポジティブな側面にもスポットを当てていけるといい

    ブログタイトルの変更について - 雑種路線でいこう
    tokada
    tokada 2008/05/09
  • 僕の記事は就活のアドバイスじゃないよ - 雑種路線でいこう

    僕は新卒の就職活動というのはやったことないのでアドバイスできない。3月の文化系トークラジオLifeなんかで聞いた雰囲気だと、僕の知っている自分の売り込み活動とはだいぶ異なる世界らしいね。アドバイスが溢れててメタゲームになってる感じ。だから、トラバをくれた新人さんのように、穿った見方でアドバイスを聞く姿勢って大事だと思うんだよね。 とはいえ、参考にさせていただいた記事は、100%間違ったアドバイスじゃないんだよね〜。ひとつの真理でもある。だからこそ、アドバイスを鵜呑みにした学生にとってたちが悪い瞬間があるということを、アドバイザーに伝えたいわけでもある。 僕は大きな就職を3度くらいしていて、それとは別に小さなコミットメントを含めると両手で数えるよりは多く自分を売り込んだことがある。打率はかなりいい方だと自負している。とはいっても口コミで僕に興味を持って呼んでくれたひと相手のプレゼンだから、期

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    tokada
    tokada 2008/05/06
  • 児ポPTに呼ばれてブロッキングについてレクしたよ - 雑種路線でいこう

    いきなりブロッキングが児ポ法改正に盛り込まれることはなかったけど、調査することにはなったみたい。高市早苗先生からご招待いただき、1週間ちょっとかけて慌てて世界のブロッキング事情を調べてエントリも書いたけど、さすがに5分で全てを語り切ることはできなかったし、せっかく整理したのでレク内容+αを改めてエントリにまとめておく。個人的な意見はさておき、僕は事業者の専門家として呼ばれた立場だから、先方の求めに応じて淡々と説明したよ。ともかくこの分野は日語の文献とか皆無なので、ネットで教えを乞うたりもしながら分かる範囲でまとめてみた。 このほか、法案の付則で、国の今後の課題として、(1)児童ポルノを描写したアニメ、CG(コンピューターグラフィックス)などに関する実態調査と研究(2)インターネット上の児童ポルノサイトに、利用者がアクセスできないようにする「ブロッキング」の研究を盛り込むことでも一致した。

    児ポPTに呼ばれてブロッキングについてレクしたよ - 雑種路線でいこう
    tokada
    tokada 2008/05/04
  • 2008-04-30 - 雑種路線でいこう

    日曜深夜に突然id:mhattaからSkypeで呼び出され、明日MiAUのシンポジウムで最近の官民の動きを解説することになった。仕事で来れないひともいるようだし、認識違いがあれば番までに直しておきたいし、頭の整理も兼ねて何を話そうとしているか書いてしまう。状況が流動的なのでスライドは起こさない。書いていて長くなりすぎたので、話すのはこの中の何割かで、後半の葛藤については触れられない気もする。 この法案は民主党の高井議員がよる議員立法の動きが発端ということになっているが、高井議員も自民党で精力的に動いている高市議員も衆議院なので、衆議院で先に審議されるだろう。衆議院で単独過半数を握る自民党の動きでは先週がひとつの山場で、業界からの反対声明が出て自民党では各部会の意見も出揃った。今後は内閣部会を中心に、青少年特委案や総務部会PT・経済産業部会からのフィードバックを踏まえて自民党内の取りまとめ

    2008-04-30 - 雑種路線でいこう
  • 報道と検索クエリー数との明らかな近似 - 雑種路線でいこう

    Googleトレンドを使えば、クエリー数と記事数を一発でグラフ化できるんですね。とりあえず「硫化水素」で過去1ヶ月のグラフを書いてみましたがモロに相関しています。これで問題はネットではなく報道にあることが統計的に裏付けられました推察されます。やっぱネットに圧力かける前に、報道機関に2000年WHO勧告を徹底させるのが先決ですね。 幸いクエリ・報道ピークの4月24日から25日にかけては地味なエントリを書きつつ、各検索エンジンから硫化水素絡みの検索でアクセスが殺到しているので、どこかで生ログを解析して、分単位のアクセス傾向を調べられる可能性があります。この日の各局の報道番組を足元のVAIO Type Xから吸い出して、各局がどの時間に硫化水素関連のニュースを流したか調べなきゃ。

    報道と検索クエリー数との明らかな近似 - 雑種路線でいこう