きのう(5月30日)、1年半ぶりに行われた党首討論は、安倍首相と野党4党のマッチアップをわずか45分に押し込んだために、消化不良感こそ否めなかったが、限られた持ち時間にどの論点を充てるか、ある意味、野党党首たちの本質がむしろ浮き彫りになった。 野党がモリカケにこだわりたい気持ちは理解はするが、最大野党で持ち時間がもっとも多い(といっても19分しかないが)立憲民主党の枝野代表が、その貴重なリソースを全てモリカケに充てたことは全くもってゲンナリさせられた。米朝首脳会談が近づく中での外交安保、膨張が止まらない社会保障など重要懸案が山積みというのに、予算委員会でも散々やってきたというのに、なぜモリカケに全てを投入するのか。そんな芸当は共産党に任せておけばよいわけで、これではテレビカメラの前での印象操作狙いだけが目的だと思われても仕方がない。もはや政権交代を目指して政権担当能力をアピールする気が全く
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