マーク・テシエラビーン氏は、その輝かしい研究成果で極めて高い評価を学界で得ていた。 ローズ奨学生から神経科学者となった同氏は、アルツハイマー病の原因に関する画期的な研究で知られる。その実績により米スタンフォード大学の学長に就任し、シリコンバレーからの寄付金集めにも多大な貢献を果たした。 テシエラビーン氏が何十年も避けてきた問題が浮き彫りになったのは、スタンフォード大の学生、学内新聞スタンフォード・デーリーでテオ・ベイカー氏(18)の記事が報じられたことがきっかけだった。 昨年11月に初めて掲載された一連の記事は、テシエラビーン氏の研究における誠実さと同氏が誤りに対処しなかったことに疑問を投げかけた。