Jリーグは17日の理事会で、2015年からJ1を前後期の2ステージ(S)に分け、年間優勝を決めるチャンピオンシップ(CS、仮称)などを行うポストシーズン制に変更することを正式に決めた。リーグ戦の山場を増やすことで伸び悩む集客の回復や収入増を狙うが、現行の1S制より複雑になる大会方式などを不安視する声もある。 新たに導入される方式では、前後期の順位に従い、ポストシーズンはまず第1Sの1位と第2Sの2位、第2Sの1位と第1Sの2位が対戦し、さらに勝者同士が戦う。ここまでを「スーパーステージ」(仮称)とし、この勝者が年間勝ち点1位クラブとCSで対戦して年間優勝を決める。リーグ戦後の12月初旬にいずれも一発勝負で戦う計画だ。J2降格3クラブは年間勝ち点で決める。 Jリーグは創設の1993年から04年(96年をのぞく)まで2S制で第1S、第2S覇者によるCSが行われた。この時は、年間勝ち点1位が