代表作「わんわん忠臣蔵」で知られるアニメ映画監督の宮崎駿さん(72)が、現在公開中の最新作「風立ちぬ」を最後に引退する意向であることが分かった。スタジオジブリの星野康二社長がベネチア国際映画祭で開かれた公式会見で明らかにした。 会見の最後、星野社長は「世界に友人の多い宮崎駿に関して発表をします」と述べると、「『風立ちぬ』を最後に、宮崎駿監督は引退することを決めました」と説明した。詳しい内容については、6日に宮崎監督本人が都内で記者会見を行う予定のため、この日は引退に関する質問への回答を避けた。 宮崎駿監督は1941年東京生まれ。1963年、自身初となる長編アニメ「わんわん忠臣蔵」で動画担当を務めた後、「平成狸合戦ぽんぽこ」(92年)、「ホーホケキョとなりの山田くん」(99年)、「ゲド戦記」(06年)など数々のヒット作を手がけた。また、12年公開の実写特撮映画「巨神兵、東京に現わる」(庵野秀
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