Government debt phobias, and possible cures (Mainly Macro, Tuesday, 5 December 2017, by Simon Wren-Lewis) 木曜の私の投稿(邦訳)とNew Statesmanに書いた記事を受けて,たくさんのコメントをもらった.だいたいはこんな流れに沿ったものだ: 「言おうとすることはわかるけど,この国はこれ以上の債務に耐えられないじゃないか.」これはたいして驚くような話ではない.7年かそれ以上もの間,政治家やメディアがひっきりなしに英国はクレジットカードの限度額いっぱいまで使ってしまったなどという俗論を流し続けたのだから,たくさんの人々が,英国政府の債務は深刻な問題だと刷り込まれてしまっているのも無理はない.(英国だけの話ではない.米国の同様の話のまとめがここにある.) 7年以上にもおよぶ調教をどうやっ
![サイモン・レン-ルイス「政府債務恐怖症とその治療法」(2017年12月5日)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d71ff5111e05619a10d29bb40d7aebaa75c8fbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs0.wp.com%2Fi%2Fblank.jpg)