プロボクシング、バンタム級の3団体統一チャンピオン、井上尚弥選手が、13日に行われた4団体王座統一戦でイギリスのポール・バトラー選手にノックアウト勝ちで4団体王座統一を果たしました。 主要4団体統一はバンタム級では世界で初めてで、日本選手としてはすべての階級を通じて初めてです。 WBA=世界ボクシング協会、WBC=世界ボクシング評議会、IBF=国際ボクシング連盟の3団体統一チャンピオンの井上選手は13日夜、東京の有明アリーナでWBO=世界ボクシング機構のチャンピオン、イギリスのバトラー選手との4団体王座統一戦に臨みました。 試合開始直後はお互いに様子を見るように手数の少ない展開となりましたが、その後は井上選手がバトラー選手をロープ際に追い込み左右の連打を見せるなど試合の主導権を握りました。 徹底して守るバトラー選手に対し井上選手はふだんとは逆の右足を前にしたサウスポースタイルにスイッチした